※ネタバレします。要注意。


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☆第十九話「行方知れずの恩知らず」の感想です。


ティーアがライナを連れて行った先。

そこには二人と同じ魔眼保持者達が、

人間の迫害を逃れ、身を寄せ合って生活していた。



そんな十九話。


魔眼保持者の厳しく辛い人生。

ティーアの仲間への愛情と人間への憎悪。

ライナの絶望に満ちた道のり。


偶然、魔眼を持ってしまったがために迫害される。

それは酷いことだと思います。

本人にとっては理不尽過ぎることだと。

けれど、ただの人間の側から見れば、いつ傷つけてくるのか

分からない者に恐怖を感じるのも、また仕方ないとも思えます。


ティーアが人間を憎むこと。

人間が魔眼保持者を忌み嫌うこと。

どちらも正当な気がして、

魔眼保持者にしろそうでない者にしろ、

結局人間と言うのは・・・どうしようもないなと、思いました。


こういうどうしようもなさ、大好き、なはずなんですが。

ですが。

あー・・・。

何か今日はテンションがだだ下がりです。


ティーア、実は保父さんじゃん!!

とか、

ライナとティーアが団子食べてる図が可愛い!!

とか、

そんな普通にお茶してるのに、話してる内容は、

「母親の胎内で声が聞こえてきたんだよ」

「僕らは上位種なんだよ。人間より優れた力を持つんだよ」

なんて、シュールなギャグに見えるよ!!

とかで気分が上がらないほど、テンション下がってます。


きっとあいつのせいです。

ピンクの国の王様のせいです。

レファルのせいです。


あーーーーーーー!!

レファルが受け付けない!!

凄く受け付けない!!

これが「生理的に無理☆」というやつか!?

キファへのアプローチが気持ち悪いよーーーー!!!


さり気なく手を取って「宝石なら好きなのを買ってやるよ」とか、

服を隠しておいて自分好みのドレスだけ置いておくとか、

勝手に結婚話を纏めようとしてるとか・・・あああ・・・ぁああ・・・

しかも全部キファの同意なしで!!

・・・勘弁して下さい。

ほんと勘弁して下さい。

嫌いじゃないだけに余計受け付けないので、

何かもう、ごめんなさい。

何故か私が謝罪したい。

ごめんなさい、レファル。


あー、駄目だ。


えーと。

とにかく。

ライナは自分を孤独だと思っているし、

ある意味ではそうだけれど、

今は人生の全てを捨てても求めてくれる人がいるので、

早く気付いて受け入れるといいと思います。

要するに、

早くフェリスと結婚してあげなよ!!

団子を置いてくなんてフェリスは病気だよ!!

恋という病だよ!!


そしてまた、別な方向に病んでる感じのシオン様。

「独りぼっちだ」とか言って、ついに泣いちゃったし。

ああ・・・。

自分好みのキャラが悩んでる様を見るのは、

なんて・・・なんて素晴らしいんだ!!

じゃない、えーと・・・何て胸が締め付けられるんだ?



そんな感じで。

ライナもフェリスもシオンも、その他の人物も、

皆孤独を抱えて苦しんだり悲しんだりしているようです。

が、

ちょっと思い出したんですけど、

ルークが普通に出てきてるのに、

見当たらないフロワードさんは一体今どこで何を・・・?


もしかして失踪中なのに誰にも探されてない・・・!?


・・・さり気なくフロワードが一番孤独なんじゃないかと

思いました。