ずっと前に感想を書いて放置していたら、

13巻が出てました・・・。


13巻の感想も近いうちに何とかしたいです。


◎「ヴァンパイア騎士 12」

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※ネタバレします。要注意。


純血のヴァンパイアとして、初めて夜会に臨んだ優姫。

突如現れた新たな純血の存在にざわめくヴァンパイア達。

表面的には和やかに敬愛を示す彼ら。

しかし、裏では最高の「餌」を見るように優姫を見ていた。

その夜会で純血種の黄梨が消えた。

黄梨の血の香りを微かに漂わせ、微笑む婚約者の更。

彼女は何をしたのか。



というような感じで始まった12巻。


ちょっと分かりにくくなってきたような・・・と思ったのは、

疲れているからなのか、前の展開を忘れているせいなのか。

誰が何を思って、どう動こうとしているのか。

また動いてきたのか。

物語はどこへ向かおうとしているのか。

微妙に頭に入ってきません・・・。

うむー・・・。


とにかく分かったのは、更が「目指せ!女王様☆」という

目標を持っていること位ですかね。

可愛らしい顔をして、結構野心ギラギラっぽい彼女。

婚約者の純血種の命を喰らって、枢と同じ最強な存在に

なったんですよね?多分。

純血種は永い永い時間に負けて、終わりを願うタイプも

多いようですが、彼女はそのタイプにもどのタイプにも

なりたくないよう。

女王様を目指すんだそうです。

でも・・・女王様になっても永久に時間が続いたら、

やっぱ面倒になると・・・思うんだけど・・・。

その辺、どうお考えなんですかね・・・?

と思う私は、純血種に比べたら一瞬の人生でもやる気がな・・・。


他の純血のヴァンパイアや枢、ハンター協会などは

今は何をどうしたいのか、よく分かりませんでした。

協会やその他の純血はとりあえず現状維持。

枢は優姫を虐めつつ若干疎まれつつ愛でる(変態)。

というところですかね??

零は・・・いいんだ。泣いても・・・いいんだよ。


で。

この巻では、他にも細かいことが色々あったんですが、

印象に残ったのは三つでした。


まず優姫の教師兼お目付け役を仰せつかっている

藍堂先輩。

枢に「大人しくしているように」と散々釘を刺されているの

にも関わらず、一人で突っ走ることの多い優姫。

お守に貼りついて行動しなけらばならない藍堂は

大変そうです。

優姫に勉強を教えたり、優姫を友達と会わせたり、

優姫と一緒に怒られたり、優姫と小旅行したり、

いつでも一緒♡

・・・そろそろ枢に殺されないか心配です。


次に気になったのは、女子高で百合百合しちゃう

更様。

なんで女子ハーレム作ってらっしゃるんですか!?

お姉さま!?お姉さまなの!?

ってか、何か描写がえろおおおおおお。


一番気になったのは、そんな百合ハーレム女王様更に

つき従う一条さんでした。

自分を拉致って監禁して脅したうえに我儘放題し放題な

更に、望んで従っている一条さん。

お茶を淹れては無視されて。

足を踏まれて脅されて。

それでも笑顔の一条さん。

時折、本気で命の危険を感じることもあるんじゃないかと

思われるのに、笑顔でついていく一条さん。

えーと。

マゾ?

命の綱渡りをする位じゃないと魅力を感じないとか?

そうか。

そうだったのか。

だから枢の親友なんてやれてたんだね!!

・・・などと、妙に納得しました。



今回はこれ位かな。

次は枢の過去話のようなので、色々分からない部分が

すっきりするといいなあと思います。