最終回まで観終わった後の感想です。
そして
ごめんなさい。
最初に謝っておきますが、この作品、とことん相性が
悪かったので、かなり嫌な感想になってしまうと思われます。
好きな方にはごめんなさい。
※ネタバレします。要注意。
◎「学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD」
- 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 2(Blu-ray Disc)/諏訪部順一,井上麻里奈,沢城みゆき
- ¥6,825
- Amazon.co.jp
ゾンビが現れて、
凄まじい早さで増殖して、
主人公達は生き延びようと、
ゾンビ倒して逃げて・・・
倒して逃げて・・・
倒して逃げて・・・
終わり。
・・・終わり!?
みたいな話でした。
今、改めて振り返ると、
一話から何も話が進まなかった。
逆に凄い。
いや、でも本当に何も進まなかったし、解決もしなかった。
一話から最終話までゾンビから逃げてるだけ。
別に「ゾンビを全滅させろ」とは思いません。
何かが始まって終わって欲しかっただけです。
だって結局、
家族との再会も果たせなかったし、
(高城さんは会ったけどすぐ別れたし)
主人公達の心理的葛藤が解決したわけでもないし、
安全な場所に辿りついたわけでもないし。
一体何が目的の物語だったのか!?
凄く謎です。
うーん・・・。
おっぱいとパンツと銃と剣ですかね!?
あれ、ゾンビ脇役過ぎ!?みたいな(笑)
まあ、そんな感じで、一話を観た時に期待した方向とは
かなり違った話だった気がします。
それでも相性が合えば楽しめたんでしょうが、
あ、いや、でも物語として何も始まらなくて終わらないのは
どうかと思わなくもないですが、
それはそれとしても、
相性が最悪で、しかも終わりに近づくにつれ加速して
人物の思考が理解不能になっていくという・・・
あー、
なんか駄目だった。
ほんとに駄目だった。
私、この話と徹底的に合わなかった。
人間からゾンビになった瞬間に、躊躇なく
バッタバッタと殴ったり斬ったりする所とか。
「生き延びるためにゾンビを倒さなければ」
とか
「もうこれまでの世界は終わったんだから」
とかいう理屈は分かるんです。
でもだったら何故、
ゾンビは躊躇わないのに人間は躊躇うの!?
みたいな。
普通はゾンビを殺すのを、少しは躊躇うと思うんですが、
主人公達は躊躇いません。
でも、生き延びるためには必要なことだと分かります。
生き延びるために、今までの倫理を捨て去る。
それが重要な世界だと理解は出来ます。
私は好きではないですが、理解出来る思考です。
しかし、疑問が。
ならば何故、
生き延びるために必要な時に
人間を殺すのを躊躇うのか!?
他人を見捨てるのを躊躇うのか!?
みたいな。
ね。
だってー。
白黒はっきりしてくんなきゃ、リン、分かんな~い(-з-)
大体、毒島先輩もコータ君も割と快楽殺人・・・
快楽殺ゾンビ?者だってわりと自覚してるし、
孝だって「ひゅー、最高!!」とか言ってたし、
もういいじゃん。
「生き延びるため」だけじゃなくて、
ゾンビ殺すの楽しいんだよ!
って認めちゃえば。
その方が清々しくて良かったんじゃないかと思います。
しかし、そんな話を観る人がいるかどうかは分かりません。
んー。
まあ、とにかく、高城さんはコータ君とくっつけばいいと
思いました。