「学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD」、

「ぬらりひょんの孫」第三話の感想です。


※ネタバレします。要注意。



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☆第三話「Democracy under the DEAD」の感想です。


不快だ。


観る度に不快になる作品だ。

ああ、不愉快だ。

苛々する。

しかし、

その不快さが癖になるというか何と言うか。


今回は校舎を出て、マイクロバスで街へ脱出する話でした。

途中で別に逃げてきた生き残りと合流したりしつつ。


しかし、回を重ねれば重ねるほど増すこの苛々感。


新しく合流したグループの教師は、足を挫いた生徒を

ゾンビの餌にして悠々と逃げるし。

そして、自分がリーダーになることに固執して

麗を身捨てようとするし。

ああ、こいつ嫌な奴・・・!

って思えませんでした。


だって、麗がさ!!


この教師を異様に嫌っていて、バスに乗り込もうとすれば

「あんな奴助けることない!」

「あんな奴死んじゃえばいいのよ!!」

と強烈に主張し、

バスの中で助けたことを「後悔するわよ」と延々と愚痴り、

挙句の果てには、一緒にいたくないからという理由で

バスを飛び出し、孝を巻き込んで危険な行動を・・・!


おまええええええええ!!!

お前のせいで新しく合流した

嫌味教師が、全っ然嫌味で最低な

人間に見えないんだよ!!


私は全員がちょっとずつ不快な様も楽しみたいのに、

麗一人のせいで台無し。
もう、凄い不快。

誰か何とかして。

麗一人が不快ゲージを大幅に上昇させてて、

他の人間の最低さが軽減される!!


・・・いや、まあ、他の人間も大概苛々しますけどね。


でも麗は本当に強烈ヒロインですね。

嫌いで不愉快だけど、それをを楽しむ作品かなと

思うと、それは最高のヒロインで、それがまた不快。




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☆第三話「花開院ゆらと清十字怪奇探偵団」の感想です。


転校性・花開院ゆらといつものメンバーで

半ば無理矢理結成された清十字探偵団。

その探偵団発足式を強引にリクオの家でやる話。



妖怪大好き清継君が、妖怪を探すのが主な活動という

「清十字探偵団」を結成。

そして、早速発足式から妖怪探し。

リクオの家で。


ゆらちゃん・・・知り合って間もないクラスメートの家だよ?

十年来の友人とかでもないんだよ?

そのほぼ初対面の人の家で、

「妖気がする」と言って風呂場から部屋から

端から端まで探索するのはどうよ・・・。

妖怪いるとかいないとかに関わらず
まずいよ、それは・・・。

しかも、また訪問して家探しする気満々。

この子、危険だ。


そんなゆらちゃんは陰陽師の末裔でした。

転校してきたのは、

この界隈の妖怪を封じたり滅したりして、

陰陽師のトップになるため。

そして、「清十字探偵団」の目的は

妖怪を探すこと。


探した後に封印しようが滅しようが構わないよ~!

というのならいいんでしょうが、妖怪大好き清継君が

妖怪を滅することを喜ぶとも思えません。

なのに、陰陽師出現に狂喜する清継君。

いいの?

本当にゆらちゃんがメンバーで後悔しないの?

清継君の不可思議さを感じました。