最後まで観終わった後の感想です。


※ネタバレします。要注意。


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うおおおおお!

阿九斗様あああああああ!!

最高ッス!

兄貴いいいいいいいいい!!


そんなテンションで、今観終わりました。


頭の中、ごっちゃごちゃです。

しかしハイテンションです。

フゥー!阿九斗様、フゥー!!



あー。

なんか異様に盛り上がりました。

一体これは何でしょう。


多分、相性の合う作品だったのだと思います。

どこが合ったのかは分かりませんが、

確かに何かがぴったり合ったのだと思います。

相性の問題です。

そうとしか思えません。

だって。

後半の展開、ほぼ何言ってるか分からなかったもん!!


そもそも始まりは、阿九斗が「将来、魔王になる」と

予言されたところからでした。

その時は、

「本人が望んでなくても、いつの間にか魔王になっちゃって、

それで、魔王と言いつつも学園ドタバタコメディ的な展開

なんだろなあ・・・」

なんて、簡単に考えてました。

そうしたら、あれよあれよという間に話が転がり、

魔王になるだけじゃ収まらず、いつの間にか

神と対決、世界崩壊の危機!?つかあれラピュタ!?

な状況までに・・・。

正直、意味が分かりませんでした。


一話で

「世界をよりよい方向に導くために大司祭になりたいんだ」

と穏やかな笑顔で話してた阿九斗が、

十話頃には

「僕は神を殺す!!」

とか高らかに宣言。

その辺りまでは、まだ何となく話を理解しようとする気はありました。

はっはっはー。

阿九斗のヤツ、見事に転落したのう!!

それでそれで?

などと理解しようとしていました。


しかし。

神がシステムだ。

けーなが「自同律」だ。

長い時間を生きている望一郎だ。

長い時間の中で何度も会ってるだ。

忍者のお家問題だ。

勇者だ。

生徒会だ。

人形遣いだ。

神の防衛システムだ。

次元を越えるだ。

人類を滅ぼすだ。

もう次から次へと、訳の分からない用語、人物、展開が

てんこ盛り。


・・・うん。

分かった。

私も考えるのやめるよ、あーちゃん!!

最後はその悟り(?)と、勢いと、あーちゃんへの愛だけを

頼りに、喜びながら観ていました。

ハイテンションで観てました。

阿九斗様万歳!状態で観てました。

話の展開や意味は全然分からなかったけどな!!


でも、本当に楽しかったです。

凄く盛り上がったし。

何ででしょう。

ギャグ、エロ、シリアス、魔王に魔法に勇者に忍者に

システムに、なんでもかんでもぶち込んだごった煮の

ような作品で、意味は分からないけれど勢いがある。

そんなところが私に合ったのかもしれません。

楽しかったです。




後、やっぱり阿九斗の魅力は大きかったと思います。

穏やかなのに攻撃的だったり、

優しいのに魔王だったり、

ハーレムなのに本命あり

・・・と見せかけてハーレムだったり(笑)

何だか面白い主人公でした。

大司祭になりたいとか言っていたのに、

途中から女のために神殺しを決意して、

切られた腕を自力で再生したりしてるし(笑)

変な男。

でもとても魅力的でした。


あ、ヒロシも好きだったよ!

魔法とか魔王とか比較的ファンタジーな世界で

スーパーマンのような格好して「ブレイブ」とか言って

一人浮きまくってるところとか!

魔王を倒す!勇者!と言いながら、

やっぱり自分も女のために頑張ってたところとか!!


つか、魔王も勇者も女のために戦ってたって・・・(笑)

世界とかどうでもいいなー。