最近、アニメを観る体力、精神力すらない時がある。
漫画は横になって読めるけど、アニメはそうもいかないから
なあ・・・。
しかし、何とかしないと。
このままではアニメ欠乏症で死んでしまう・・・。
そんなことより。
近頃は少し少年漫画も読んでみようかという気になってきた。
少年漫画ばかりだったり、少女漫画ばかりだったり、
その時によって変わって、人間って面白い。
まあ、アニメでは少年向けなんかもたまに観ているけど・・・。
ていうか、アニメ「REBORN」を密かに観続けているけれど、
白蘭さんすっかりご無沙汰なんだけど、どゆこと?
無限に世界征服どうたらの危機じゃないの?
何かあまりに影も形もなさ過ぎて、
このまま放置しとけば解決出来る気がしてきた。
いざ危機になったら、また放置すればいいよ。
きっと白蘭さん好きなんだよ。
放置されたいんだよ。
Mなんだよ。
・・早く来てください。
今のところ、ナックルさんに
「どうでもいいからもっとしゃべれよ!!」
と、無駄にキレながら耐えてますが、
そろそろ辛いです・・・。
なんか前置きが無駄に長く・・・まあ、いいか。
◎「武装錬金」
- 武装錬金 1 (ジャンプ・コミックス)/和月 伸宏
- ¥410
- Amazon.co.jp
全10巻。
ごく普通の高校生だった武藤カズキ。
彼はある日、怪物に襲われていた女の子を助けて
命を落としてしまう。
しかし、錬金術による技術の一つ、核鉄(かくがね)で
生き返り、その後「錬金の戦士」として「武装錬金」を
使った戦いに身を投じていくのだった。
みたいな話。
カズキは良い子です。
真っ直ぐな思考と、明るい性格と、強い正義感を
持った良い子です。
いつも周りの人のことを考え、敵ですら何とかして
良い方向に持って行けないだろうかと考えます。
たまに「偽善者」と罵られたり、
道に迷ったりすることもありますが、
それでも自分の生き方に信念と誇りを持って進む
とても良い子です。
性格の歪んだ私は、こういうキャラ大嫌いです。
かと思いきや、カズキには嫌味さを全然感じないので、
かなり好感度は高めでした。
こういう押しつけがましさのない、自然体の正義感を
持ったキャラクターというのは、貴重で素晴らしいと
思います。
そして、そのカズキが、戦いや他人との交流を通して、
肉体的にも精神的にも成長していく。
その様が、段階的に丁寧に描かれていて、
少年の成長物語として良い作品だと思いました。
ただ、最後がだいぶ駆け足で、展開が急激に変化したのが
ちょっと残念でした。
色々事情はあるだろうけれど、最後までカズキの成長を
丁寧な描写で見たかったです。
さて。
愛を叫ぶか。
パピヨン、蝶最高!!
「パピヨン」の名前は見たことがありましたが、
読んでみて分かりました。
彼が皆に愛される理由が!
そりゃ、そうだよ。
愛されるよ。
だって彼、素敵だもん。
顔はイケメンだし、
頭はいいし、
錬金術だって、ちょっとした文献と他人の研究成果を
参考にして、独学でかなり極めちゃう錬金術師だし、
戦いも強いし、
実家には財力ありそうだったし、
かと言って、ただ恵まれてたわけではなく、
不治の病を背負った辛い一面も持ち合わせているし、
なのに、どんな逆境でも自分の力で乗り越えて
みせるし、
ライバルのために力を尽くす一面も持ち合わせているし、
もう、何?
完璧?
完璧過ぎる?
なのにそのうえ、
ド変態なんだよ!!?
蝶・完・璧!!じゃん!!!
完璧蝶人じゃん。
そりゃ皆愛するって。
私も愛するって。
「パピ♡ヨン♡(愛を込めて)」とか幾らでも呼んじゃうって。
パピヨン、素敵。蝶素敵。蝶無敵。
えーと・・・。
そんな感じで、私にとってこの作品は、
パピ♡ヨン♡(愛を込めて)に始まり、
パピ♡ヨン♡(もっと愛を込めて)に終わる、
そんなド変態物語でもありました。