※ネタバレします。要注意。
って、別に書く必要ないよね・・・。
折り返し地点過ぎる作品もある時期だろうに、
まだ1、2話辺りの感想だし・・・。
まあいいや。
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☆第一~二話の感想です。
1,2話を観た所では、まだ話がよく掴めませんが、
多分、主人公の夕月君が、これから大きな戦いに
身を投じるのだと思われます。
という、まだ曖昧とした状態なので、
感想と言ってもこれといったものはないのですが・・・。
あー。
そうだなあ・・・。
一話を観て少しブルーな気分になりました。
多分、主人公自体はそこまで思い悩んでいるわけじゃ
なかったと思います。
自分についていつものように少し悩む、くらいのもので。
でも、観ているこっちが何となく凹む、
観ているこっちにそれとなくダメージがある、
そんな一話だったと思います。
まず、夕月が児童養護施設で目覚める朝からの始まり。
夕月の複雑な境遇と、嫌な夢を見て目覚めるという流れに、
こちらも少し複雑な思いを抱きます。
そして、朝刊を取りに行って、名指しの怪文書を発見。
「死ね」という脅迫文。
おいおい、朝から濃ゆいお手紙だね。
と更に夕月に複雑な思いが深まります。
怪文書に「やっぱり自分はいらない人間か」と悩む夕月。
朝っぱらから大変な物思いをせざるを得ない夕月に
こちらもブルーになってきます。
そして、登校中。
バス停では善良なサラリーマンを蹴りとばす
粋がった高校生達。
もうその光景だけで、荒廃した日本のうんたらかんたらと
悲しくなってきます。
が、更に、夕月の能力により、その高校生が
実は父親が家庭を捨てて愛人と出て行ったという
背景があると判明。
おおう・・・。
もっと悲しくなる・・・。
学校に到着。
友達に話掛け、うっかり記憶を見てしまい(?)、
アル中の母に虐待される友人の姿を見て、
心配して言った言葉に友達が逆上。
うん・・・。
世の中・・・辛いことだらけだよね・・・。
もう朝だけでこれです。
見ているこちらももういっぱいいっぱいです。
もうお腹いっぱいです。
しかし。
更に学校帰り(かな?)。
夕月が憧れている知り合いのお兄さんの家に
お邪魔した折り。
穏やかで、頼りになりそうなお兄さんがいきなり
「知ってるかい?
今、世界は緩やかに滅びへと向かっていることを」
と、おもむろに言い出します。
え・・・?
「人間は・・・なんて愚かで罪深い生物なんだろうね・・・」
「この汚れた世界を綺麗にするには、
全てをリセットするしかない」
「そう思わないか?」
え・・・ああ・・・・・・うん・・・・・・・。
頼りにしているお兄さんに、いきなり重い話を振られた
この時の夕月の心境はいかばかりか・・・。
そして夜になれば。
朝の友達に謀られ、交通事故を装って殺されそうに
なる夕月。
なんて・・・なんて不幸と荒廃と悲しみに満ちた一日なんだ。
なんか・・・駄目だ。
夕月は割と普通の顔してるけど、こっちがブルーになる。
こっちに精神的ダメージがくる。
この重すぎる空気をどうすればいいんだ・・・。
そんな一話でした。
別にそこまで重い雰囲気で描かれてるわけでも
ないんですけどね。
何だかじわじわとダメージを与えられる気がしました。
うーん・・・。
どうだろう。
この重すぎる空気を少しは軽くするために、
夕月がツッコミ能力を手に入れるというのは。
例えば、最後、事故から謎の男に救ってもらったシーン。
謎の男「自分一人で抱え込もうとするな」
「俺が助けてやる、夕月」
「俺はお前を裏切らない」
夕月(何でだろう・・・この懐かしい感じ・・・
どうしよう・・・泣きそうだ・・・・・・・)
・・・。
・・・・・・。
「つか、お前誰だよーーーーー!!?」
みたいな感じで。
駄目か。
駄目だよね・・・。
それはともかく、私は夕月を逆恨みする友達が
とても心配になりました。
彼には助けが必要だと思います。
彼一人ではどうにもならないことです。
彼は本来の意味でのアダルトチルドレンですよね。
「大人になれない大人」って意味じゃないですよ。
それは違いますよ。
誰か彼を救ってはくれないだろうか・・・。
ていうか、二話で彼は
「何で同じような境遇なのに夕月ばかりチヤホヤされる
んだ。力が欲しい」
と言ってましたが、そこは
「夕月を超える美形になりたい!!」
と言っておくべきだったと思います。
その方がきっと二次元世界では優遇されるはず・・・・・・。