最終回まで観終わった後の感想です。

その3。

これで冬アニメの感想は終わりです。

※ネタバレします。要注意。



◎「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第1巻 [Blu-ray]/悠木碧,中村悠一
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最終回間際になって、

「まさかそんな展開は・・・」

と、思っていたらその通りになった。

とか、

その展開にした意味がとりあえず現状ではなかった。

とか、

いやいや、普通その状況に葛藤するよね。

え?しないの?

とか、

結局ミナ姫が子孫を作らなければならない問題は

解決してないよね?

とか、

つか、あれは誰よ

とか、

そんな諸々はどうでもいいんです。


とにかく。


ヴァンパイアの内紛とミナとアキラの惚気に、

日本と由紀ちゃんを巻き込むのは

やめてもらえませんか!!


なんかもう、由紀ちゃんが不憫でならなかった。

あんまり好きなタイプのキャラではないんですが、

ていうか、正直に言うと嫌いなタイプのキャラですが、

あの立ち位置は不憫で不憫でならなかった。

いつも惚気を見せつけられる。

しかも姫とは親友。

孤独な姫は裏切れない。

・・・おおお・・・拷問・・・・・・・。


とか、色々書きましたが、

雰囲気は結構好きでした。

うん。

ただ・・・

ただ・・・よく分からないことが多かっただけなんだ・・・。




◎「おおかみかくし」

おおかみかくし 第1巻 [Blu-ray]/小林ゆう,伊瀬茉莉也
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転校した先の、右も左も分からない田舎町。

妙にフレンドリーな住人達。

妙に好いてくれる女の子。

不思議な風習。

闇に紛れて暗躍する殺人集団。

消えていく知り合い。

豹変する人々。


ああ、落ち着くわー。

心が静まるー。

この不安定感、とても和みますなー。


そんな感じで、和風ホラー大好きな私には

堪らない作品でした。

毎回毎回、癒しを提供してくれる作品でした。

他の人にはどうだったか知りません。


特に、普段、穏やかだったり明るかったりする人達が、

急に恍惚と牙を向いてくる様は、とても心が踊りました。

ああ、楽しい。

他の人にはどうだったか知りません。


でも、最後、案外あっさり決着がついちゃいましたね(笑)

結構あの人頑張ってたと思うんですけど、

一人で出来ることには限界があったのか・・・。


ていうか、皆誰かを始末しようと思ったなら、

「余計な事はベラベラしゃべらない」、

「死んだことを確認する」、

この二つを徹底した方がいいと思うんですよね。

瀕死の人から情報が漏れる漏れる(笑)


後、博士君は、いついかなる時でも危機感が

欠けてましたね。

一誠さんの時も五十鈴ちゃんの時も、

そして眠ちゃんの時も、

「早く逃げろよ!!」

と叫びたくて仕方がありませんでした。


ホラー作品の主人公がしっかり危機回避しちゃったら

話にならないとは思うんですが、だって、博士君が

その場を離れてれば収まることが多過ぎたんだもん!

事情を知った後も、ややこしく突っ込んでいこうと

するんだもん!

「そこはいない方が皆のためだよ!」って

言いたくなるじゃん!!


まあでも、そこが博士君の良い所。

だから最後あの選択が出来たんだろうし。


はっ・・・最後・・・と言えば・・・。

そう、最終回。

恐ろしかったですね・・・。

ある意味、一番恐ろしかった回かもしれません・・・。

襲い来るモンスターの悪夢・・・。

喫茶店でのおぞましい体験・・・。

博士君が記憶を消したいと思うほどの、あの・・・。

いや、何でもない。

恐ろしかった。


あー。

もうちょっとこういう作品見たいなー。

最後はもう少しドカーンとくる感じで。

とにかくこういうホラー大好きで堪らないのです。

そうそう。

エンディングも素敵でした。

あの威圧感堪らない。