最終回まで観終わった後の感想です。

その2。


※ネタバレします。要注意。



◎「バカとテストと召喚獣」

バカとテストと召喚獣 第1巻 [Blu-ray]/下野紘,原田ひとみ
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テストの点に応じた強さの召喚獣を呼び出して、

教室の設備を争う試験召喚戦争。

へー、面白いシステムだなー。

と思ったものの、

最初に一回使っただけで、あとはふっつーにラブコメ。

あれ?あれれ?

気が付いたら、

明久の召喚獣なんかすっかり便利道具の位置・・・。

一体何なんだよー。

このシステムは何のために存在してるんだよー。

と思っていたら、最後にもう一回派手にありました。

試験召喚戦争。

おお、ついにこのシステムが役に立つ時が・・・。

しかし。

ほぼ学力関係ない実践的な戦闘がどうたら。

敗戦から明久の強い決意で再戦がどうたら。

一人で強いより皆でどうたら。

・・・いや。

そりゃ分るよ。

学力だけあってもしょうがないとか。

仲間と協力することは大切だとか。

そりゃ大切だよ、生きていくうえで。

でもさ。

これってさ。

「超進学校・文月学園の学力を高めるシムテム」

ではなかったの!?

違ったの!?

学園長凄い無駄にお金かけてない!?

んなことしなくたってFクラスは団結してるし、

他のクラスだって多分それなりに・・・。

つか、そのために校舎とかドッカンドッカン

壊れてたけどオッケーなの?

何なの?

お金余っててしょうがないの!?

それでもって、結局勉強する気はあるの?ないの?

そんなことをグルグル考えましたが、

ギャグのハイテンション具合は結構好きでした。

皆可愛いよね。

 

・・・でも。

最後に主人公が、

皆に「バカバカ」と朗らかに笑われて終わる

のは、ちょっと背筋が寒くなったよ(笑)





◎「おまもりひまり」

おまもりひまり 限定版 第2巻 [DVD]/小清水亜美,平川大輔,野水伊織
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妖怪を退治する「鬼斬り役」の血筋に生まれた優人。
しかし、彼には鬼斬り役としての力は皆無だった。
その彼を守るため、遣わされた妖猫・緋鞠。
優人の力が目覚めるまで、常に優人の側につき従い、
何があっても優人を守る。
そんなメインヒロインの緋鞠。

しかし。

正直、


終盤間際まで静水久の方が役に立っていた
気がしないでもない。


新しい敵の情報を探るのでも、
その敵に対処するのでも、
そして家事でさえも、
緋鞠は静水久に後れをとっていた気がしてならない。
唯一対抗出来ていたのは色気くらいか・・・。


そう思っていたら、最後の戦いで緋鞠は
メインヒロインとして、優人の護り刀として、
素晴らしい活躍を見せました。
皆が束になっても敵わなかった敵を、一人で撃破。

おお、素晴らしい。
流石メインヒロイン。

そんな彼女の活躍を応援する仲間達。


「やっちゃえー!」
「諦めるなー!!」


こいつら・・・。
緋鞠を応援するだけで協力しようとする
気配が全くない!!?

緋毬を一人で戦わせる気だ!!
今までメインヒロインとしての活躍がいまいちだった
からって、その仕打ちは酷い!!



・・・そんなことを思いましたが、
まあ大団円だったようなので、些細なことは
どうでも良いんじゃないでしょうか。
酒呑童子さんが終わってから振り返ると
かなり道化だったこともどうでも良いんじゃないでしょうか。

終わりよければ全て良し。


あ。
後、最後の緋鞠邪悪覚醒のシリアス展開、危機的展開でも
なお、全員のパンツを見せてくる心意気は素晴らしいと
思いました。