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☆第二話「一虚一実」の感想です。
やっぱ殿じゃん!
・・・それはいいとして。
今回は、一話で拉致されていた神近莉緒ちゃんの
お話でした。
家庭の悩みでこの世から消えたくなり、同じような
悩みを持つ人に会いに行った莉緒ちゃん。
と、思ったら誘拐され、「あー、これが運命か」と
享受しようと思った莉緒ちゃん。
と、思ったら助けられ、ほっとした莉緒ちゃん。
と、思ったらその人が全ての首謀者でショックだった
莉緒ちゃん。飛び降りた莉緒ちゃん。
と、思ったら助けられた莉緒ちゃん。
で、日常生活に戻った莉緒ちゃん。
の、お話でした。
いやー。
莉緒ちゃんは心が広いな!
私は無理だな。
妬み怨み嫉みの強さには自負がありますのでね。
墓の下まで持ってって呪ってやるぐらいのね。
ええ、その位の気概がないとね。
根性曲がって生きてる者としてのプライドがね。
そんなもの捨てろ?
いやだね。
それにしても。
折原臨也さんはとても面倒くさい変態ですね。
折原「死のうと思ってたのに拉致なんかされちゃって、
ここでビビってる自分は何なんだろうかと思って
ちょっと悔しい、とか思ったりして、でも抵抗したら
死のうとしてた自分を否定することになるから、
ここは運命だと思って素直に受け入れようかと
思ったりもして、でもいざ助けられたらほっと
しちゃったりとかしてる・・・
そんな君の顔が見たかったから」
そのためだけにメールで親身になって悩み相談をやり、
拉致を依頼し、更に救出も依頼し、わざわざ屋上で
出迎え、会話する。
ああ、面倒くさい。
何て回りくどい変態だ。
疲れないのか、こいつ。
趣味には労力も金も惜しまないってやつか?
あ、何だ、同類か。
まー、でも折原さんとは仲良く出来ないな。
皆が清廉潔白に生きていないというのなら、
自分も、皆が耐えて見ないふりをして生きている
事柄を執拗に呪っていいはずだと思うから。
ふふふ・・・怨むことにかけてはプライドが・・・
捨てろ?
いやだね。
あー。
まあでも折原さんは、持論とかはなくて、
ただ単にそうやって揺さぶって、飛び降りるのを
見たかっただけのような気もしますけどね。