時間がないので、漫画の感想を適当に。



◎「ガートルードのレシピ」

ガートルードのレシピ 1 (花とゆめCOMICS)/草川 為
¥410
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全5巻。

ですが、私はまだ4巻までしか読んでいません・・・。

一応、本編は4巻で終了なので、5巻があるとは

気付かず。また機会があったら読んでみたいです。



色々な悪魔の体のパーツをくっつけて造られた

人造悪魔の「ガートルード」。

彼は、体の一部分を取り戻しにくる悪魔たちと

日々戦いながら、自分の製造方法を記した「レシピ」を

探し続けていた。

レシピを求めて訪れた街で、ガートルードは佐原漱

という少女と出会う。

そして「レシピ」を巡って様々な事実が明らかに

なっていく。







ヒロインのサハラが非常にさばさばした性格なのが

興味深かったです。

ピンチになっても取り乱さない。

とにかく今自分に出来ることを淡々とやろうとする。

ガートルードには必要以上に頼りたくない。

必要な分だけは頼るけれど。

そして、恋愛面も同じくクール。

ガートルードとの恋愛は、静かに熱いけれども、

とにかく淡々と盛り上がる。

盛り上がってるのに、どこかクール。


そんなサハラさんについて、一番印象的だったのが

こんな感じの台詞でした。



「あなた(ガートルード)を 幸せにしたかった」



お、男前!!



そんなサハラとガートルードの淡々と仲良しな様が

新感覚で面白かったです。




後、やはり脇役の悪魔たちがとてもとてもとても

可愛らしかった!です。

特にパーツを取り戻しに来て、いつのまにか

ガートルードと仲良くなり、家族のような同居人に

なってしまったプッペンとマリオットが!!

両方とも人形の悪魔で、ちょっと不気味な形を

しているのですが、それがまた可愛らしいのです。

えーと・・・ハロウィンなイメージ・・・??(曖昧)

プッペンは子供のように無邪気でちょっとアホの子で、

マリオットはマメで家事全般を取り仕切るしっかり者です。

シリアスな展開の中、彼らがわいわいやってるだけで

和みました。


正直、私の家にもこういう悪魔に来てほしいです。

一緒にわいわい過ごしたいです。

あー・・・いいなー・・・異形の物との愉快な日常・・・。






クールで熱くて、不気味で可愛らしく、シリアスで

コミカルでメルヘンなお話でした。