ぼつぼつ観てます。新アニメ。



◎「ミラクル☆トレイン ~大江戸線へようこそ」

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※ネタバレします。要注意。



☆第一話「ラビリンス42.3」の感想です。




駅は電車が入ってくる所です。

駅が電車に入ってどうするんですか!?


という。

そんな突っ込みから観始めたこの作品。


いける・・・!

いけるぞ・・・・・・!!

突っ込み的に!!!(?)


今回の第一話は・・・

迷える淑女(この時点で私は乗れないですな)・千夏が

乗った「ミラクルトレイン」には美青年が六人乗っていた。

彼らは千夏を「お客様」と呼び、悩みを解決すると言う。

そんな彼らは、実は駅だった。

・・という感じなんですが。


「美青年が実は駅」って・・・。

さらっと書こうとしても堪え切れない何かがあるよ。

いやいや。意味分からんから。みたいな(笑)

うん。

まあ。

正直、大好きなんですけどね!

こういう突き抜けてるの。

あー。それはともかく。

これは「擬人化」というヤツですね。

駅が美青年に擬人化されていて、彼らは悩みのある女性の

問題を解決しようという、そういう話なんですね。


でも今回の悩みの大半はヤツらのせいで引き起こされて

ましたけどね!


千夏の犬がキャリーバッグから抜け出して、電車に乗って

しまった。すぐ後を追ったけど、千夏はミラクルトレインに

乗ってしまったため、犬とはぐれてしまった。

で、乗った先のミラクルトレインで。


六本木 史「君の悩みごと、深そうだね」

       「その悩み、僕に聞かせてくれない?」


いや、犬がいなくなったって今の今、目の前で千夏が

言いましたよね?


新宿 凛太郎「おいおい、六本木。いきなりそんなこと言っても

         ビックリしちまうだろ?なぁ、子猫ちゃん」


居なくなったのは犬です。猫じゃないです。落ち着いて


都庁 前「大切なお客様を失礼な言葉で呼ぶんじゃない」

汐止 行「そ。君は僕達のお客様なんだよ!」

月島 十六夜「よろしかったら私達に話して頂けませんか?」

両国 逸見「あんたの悩み、俺達が解決するぜ!」


だから犬がいなくなったって言ってるだろーが!

何を聞いてるんですか、あんたらは!?


えー。

このように、全く話を聞かない駅達が力になってくれたわけ

ですが。

実はミラクルトレインに乗ってしまったために引き起こされた

悩みではないかという話になりまして。

「全然ミラクルじゃねーな」

「トラブル☆トレイン」

「おっ、上手いこと言うなあ、六本木」

変な方向で盛り上がったりなんかして。

あー、殴っていいですか、こいつら?(笑)


いけない、いけない。

だからミラクルトレインに乗る資格がないんだ、私は。

別に乗りたいわけじゃないけど。

でも淑女は心掛けないとね。をほほほ。


そんなこんなで。

今回は六本木が千夏の本当の悩みを聞き出し、

犬も見つかり、解決・・・?しました。

ちなみに、千夏の本当の悩みというのは、

高校で友達が出来ない。人に話し掛けられない。

というもので、


千夏「六本木さんて不思議ですね」

六本木「え?」

千夏「今日会ったばかりの人とこんなに話せるなんて

    初めてです」

六本木「それは多分・・・僕が・・・」

見つめ合う二人。

六本木「駅だから」

千夏「あ、なるほど」


何が「なるほど」なのか分かりません。

さっぱり分かりません。

が、

六本木が駅だったために千夏の悩みは解決しました。

要約すると多分こうです。きっとこうです。

意味が分からないのは気のせいです。


そんな感じの「ミラクル☆トレイン」。

よりどりみどりの美青年をとりそろえ、

時々挟まる「大江戸線の豆知識」のようなものが

結構お得感を醸し出し、

美青年だけじゃなくて鉄道にも萌えられる。アラ不思議!

のような、素敵にシュールな作品でした。