最近、強迫の関係で、新刊を読むのが大幅に遅れてます。

これは8月に発売だったのですが・・・・・・。

まあいいじゃん。

新刊ったら新刊なの!!


◎「ゴーストハント 11」

ゴーストハント 11 (講談社コミックスなかよし)/いなだ 詩穂
¥440
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ドラマCD付限定版『ゴーストハント』第11巻/いなだ 詩穂
¥2,580
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11巻は、上の普通のコミックスだけのバージョンと、

コミックスにドラマCDのついた下の限定版のバージョンが

あります。

ドラマCDは、アニメ版のキャストの方達が演じてらして、

内容は・・・「忘れられた子どもたち(前編)」とあるので、

10巻からの事件の前編だと思います。

まだ私は聴いてないので分からないんですけども。

・・・そう。

買ったんですよ。限定版(にやり)。

見よ、この炸裂するファン魂。

お金のことは聞かないで(泣)



で。

11巻の内容なのですが。


※ネタバレします。要注意。


10巻で、山村の廃校の調査を頼まれたSPR。

しかし、まだ調査が進まないうちに廃校舎に閉じ込められ、

リンさんと綾子が消えた。

そして、11巻。

実はこの校舎では、五年前に起こった事故の後、

失踪者が相次いでいるという事実が判明。

五年前、この学校の遠足バスが事故に遭い、

先生と児童が死亡した。

その後、失踪者が何人も続く廃校舎。

村の住人達は、その事実を敢えて伏せてSPRに依頼

したのだ。

ともかく、消えたリンさんと綾子を探しだし、

脱出経路を確保しようとするSPRの面々。

しかし、二人は見つからず・・・


メンバーが一人一人消えて、

子供と入れ替わっていっちゃうんだよ!

ひゃっほー!!



という、とても楽しい11巻です。

この話は絵で見ると怖い感じになると思っていたので、

予想通り楽しくて良かったです。

出来ればアニメでも最後まで観たかったけど・・・。

でもドラマCDをつけてくれただけでも感謝感謝で

ございます。


ともかく。

メンバーが一人ずつ消え、順番に子供と入れ替わっていく。

しかし、メンバーはその事に気付かない。

という展開が、もう楽しくて愉快で嬉しくてニヤニヤでした。


リンさんと綾子が消えた後、そっと二人の子供が紛れ込みます。

その時の会話。


ナル「とにかく ぜったいに相手の手に乗らないように

    しないと・・・・・・」

   「さっき死体を落としてきたのも 一種の陽動だと思う」

   「あれで 全員が前後を見失って逃げ出していたら

    おそらく だれかが消えていたんだろう」


ぼーさん「そりゃ考えすぎじゃねーの?」

      「消えるってどうやって消すんだよ」


麻衣「なっ なに ふざけてるの?」

   「げんに リンさんも」


こども「リンさんってだあれ?」

    「だあれー?」


麻衣「えーと・・・・・・?」


こども「おねーちゃん おかしーい」


真砂子「そういえば 麻衣は眼をあけたまま

     寝るのが得意ですものね」


こんな感じで、子供が最初からいたものと錯覚していく

SPRの人々。

一人ずつ消え、一人ずつ増えても気付かない。

モヤモヤしつつも気付かない。

そして段々減っていく。

ああ、楽しい。

ああ、愉快。

ああ、いとをかし(?)


それと同時に、

子供が霊だと気付かずに説教するナルのおかしさよ(笑)


ナル「ツグミくん ここはあぶないところなんだ

    一人で 出歩かせるわけにはいかない」


ツグミくんって誰だよ(笑)


そして。

全員バラバラになった後。

ここからの麻衣ちゃんの成長っぷりも感動でした。

最後の方なんかいいですよねー。

あの皆の対応。

いいなあ。

仲間っていいなあ。


で。

ここで終わっても結構綺麗な感じなんですが。

まだ続きがあるんですよね。


「ほんとうの『事件』は このあとに 待ちかまえていた」


なんですよ。

楽しみなんですよ。

ドラマCDに入ってくれると嬉しいんですよ。


あー。

新刊はいつでるのかなー。