◎「BAKUMAN。 4」

バクマン。 4 (ジャンプコミックス)/大場 つぐみ
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相変わらずトントン拍子なサイコーとシュージンです。

多少の波はあるけれど、すごく順調。


その多少の波っていうのは、これです。

亜城木夢叶、解散の危機!?

みたいな。

大事だー!!

と、思いきや、原因を辿るとひどく単純。


サイコー「オレがこんなに頑張ってんのに、女とイチャついてて

      ネームが出来ませんでしたぁ~?ケッ」


みたいな。

ええ。

平たくいうと、女とイチャついてたからコンビ解散!みたいな。

ええ。

思春期だからね。


しかし、まあ、そんなことで解散するはずもなく。

担当・服部さんの「計画通り!!」でコンビ復活かと思いきや、

別に服部さんはそれほど関係なく。哀れ、服部。

そんなこんなで相も変わらず連載、アニメ化、そして結婚

という、最後は思考がぶっ飛びすぎだよね?なんて聞きたい

目標目指して頑張る二人なのでした。




そんな感じの4巻。

いつも通り熱いですね~。

目標に向かって努力、努力。

個性あるライバルキャラもどんどん出てきて、

互いに競い合う、ある意味バトル。

でもちょっと連帯感みたいなものもあって。友情。

で、トントン拍子の勝利。

みたいなね。

王道って素晴らしいって話なのかしら。


目標に向かって寝食忘れて打ち込む姿を見ていると、

何だか私も頑張れそうな気がしてきます。

ま、気のせいですけどね。


そんなことより。

今回も色々と漫画製作の裏側についての話があり、

面白かったです。

あー。

でも今回は、漫画家志望者達よりも編集者側の話が

興味深かったような気がします。

連載会議に至るまでの色々とか、その後とか。

編集さん達も日々戦ってるんだなー。

色々と事情があるんだなー。

などなど。

大変ですよね。


それはともかく。

最近、サイコーとシュージンの順調さ加減が

段々恐ろしくなってきました。

あまりにもトントンいきすぎて、逆にこれは恐怖です。

でも亜豆さんの順調さはもっと怖いです。

いくら「深夜萌えアニメ」といえど、

「人気あるから一年やります!」

とか

「全くの新人でコネもないけどED真ん中で歌います!」

とか

「写真集のオファーが!」

とか・・・。

亜豆さん、どんだけ売れてんのさ!!

怖いよ。

何か怖いよ。