あー人間やめたい。

妖怪とたわむれたい。



◎「唐人屋敷」

唐人屋敷 (ソノラマコミック文庫 は 28-9)/波津 彬子
¥630
Amazon.co.jp

西洋のものよりも、東洋の「物の怪」を祓うのが得意な

祓い屋ローレンスさん。

彼が、物の怪と仲好くなったり、妖怪に好かれやすい友達を

からかったりするシリーズ「唐人屋敷」。

その他幾つかの短編も収録されています。




あー!

妖怪と暮らしたい!!

どっかに落ちてないかなー!!!


という気持ちをかきたてられる一冊でした。


ローレンスの友達のアーネストが、やたらと

妖怪に好かれる性質を持っているのですが、

彼のからかわれ方が最高でした。

見えない狛犬にじゃれつかれたり、

変な顔した三匹に背中踏み踏みされて

「いーっ」とか反抗されたり。

ああ、いいなあ。

愉快な妖怪と暮らしたいなあ。


後、お父さんが猫又の短編「NEKOMATA・PAPA」が

最高でした。

お父さんが大きい猫なんですよ!?

朝、起きていくと新聞読んでるんですよ!?

「顔は洗ったのか」とか顔を舐めてくるんですよ!?

ザラザラの舌で!!

いや~~~ん!!

か~わ~い~い~~~~~♡♡♡


あーもうやめたい。

人間なんかやめたい。

誰か、可愛い妖怪ください。