- GUNSLINGER GIRL 11 (電撃コミックス)/相田 裕
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※ネタバレします。要注意。
過去、数々のテロ事件を起こし、「クローチェ事件」の
主犯ともされるジャコモ=ダンテ。
その彼が中心となった、新たなテロ事件が起きた。
サン・マルコ広場の鐘楼を乗っ取り、政府に要求を
突き付けるテロリスト達。
市民への影響を恐れる政府は、社会福祉公社に
「人質の救出よりも敵の殲滅を優先」と命令を出す。
人命よりも早期解決が優先されるこの事態に、
余命僅かの一期生達が挑み、そして。
みたいな話でした。
ジャコモ=ダンテは「クローチェ事件」の主犯・・・
ということは、ジョゼとジャンの敵というわけですね。
ええ。
義体に妹の名前(のちょっと変形したやつ)をつける
兄弟のね。
ええ。
シスコン兄弟・・・いや、何でも。
そのクローチェ・シスコン兄弟ですが、ジャコモを前にして
長年思い続けた敵討を果たすために、
恐ろしい兄弟だ・・・・。
クローチェ・シスコン・ディアブロ兄弟・・・。
どうりで表紙のジャンさん恐ろしい顔なさってる・・・。
そんなこんなで衝突したテロ集団と公社ですが、
そんなことよりビーチェが・・・!!
「トリエラ 伏せて!!」は、今までずっと大きなリアクションの
なかったビーチェだけにびっくりしました。
うう・・・ビーチェ・・・。
何だか淡々と一期生が片づけられていっているようで
恐ろしいです。
そして、ジャンさんの昔の話も恐ろしかったです。
「英雄」だった祖父の死に涙が出ず、
父へ反抗するために軍に入り、
弟に小さい妹やら何やらを押し付けて、
「情が薄い人間なんだ」と言いつつ、
結局恋人とイチャイチャだけは頑張る兄さん。
怖いよー。
表紙も怖いよー。