そういえば。

パソコンの問題ですが、多分・・・恐らく・・・大丈夫なんじゃ

ないかなーと・・・希望的観測を持っています。

なので、またいつものようにぼちぼち更新していく予定です。


と、書くと更新しなくなったりするんですよね、これが。

天の邪鬼で自分でもよく分かりません。



◎「屍鬼 5」

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※ネタバレします。要注意。


外場村では、転居者と死者が相次いでいた。

急に仕事や学校を辞め、去っていく不審な転居者達。

続く死者。

村人達も次第に不安を感じ始める。


そして。


敏夫が墓を暴く!

郁美さんが立ち上がる!

正志郎が輝く!

夏野が・・・・・・

夏野が辛い・・・・・・。


そんな五巻でした。





段々と皆狂ってきましたね。

じわじわと不安と狂気に飲まれる村・・・。

うふ・・・ふふふふ・・・(最低)


敏夫さんはついに墓暴きをし始めました。

「捕まえて村のやつらの前に突き出してやる!!」

素敵に目がイッちゃってます。

そんな敏夫さんに、静信がぽつり。


静信「それに・・・その起き上がりと言っても生きている

    わけだろう?」

   「(略)ぼくらが勝手に処刑してもいいのか!?」


敏夫「国家は起き上がりを裁いてくれない!!!」

   「連中が死ぬのは酷くて、人が死ぬことは酷く

    ないのか!?」


考えの食い違い。

人間って分かりあえない。

ああ、辛い。

ああ、楽しい(最悪)

ちなみにどうでもいいことですが、私は思想としては

静信に近く、好みとしては敏夫が好きです。

何でしょうね、この矛盾。


敏夫と静信が密かに話し合っている間、

ぐずぐずしている二人を置いて立ち上がった勇者が!!

村の胡散臭い拝み屋(?)、郁美さん!!


郁美「だから!兼正は起き上がりだと言ったんだよ!」

   「さぁ 村人たちよ。わたしはここに居る!!!」

   「兼正に乗り込むわよ!!!」


か、輝いている・・・。

何故か知らないが後光が差している・・・(笑)


しかし。

驚くのは早かった。

もっと輝いている人がいた。


正志郎「失礼だがこの桐敷正志郎、呆れた」


呆れたのはこっちだ。

何でそんなにキラキラピカピカしてるんだ(笑)

後で出てきた時も、やっぱり輝いていたし。

犬の散歩ですら光の帯に包まれる正志郎さん。

何者(笑)


そんなこんなで村が揺れている間、

ひっそりと戦い、危機に陥っている少年が一人。

結城(小出)夏野。

かおりと昭も協力していますが、三人とも子供で

どうにもならない現実・・・。

この辺りの夏野は辛いですね。

ひたすら。 

徹も辛い。


そして孤独に戦い、弱っていく夏野に対して、

現状に理解の及ばない父親。

それはそうですよね。

「死者が生き返って人間を襲っている」なんて、

簡単に飲みこめるはずないですよね。

証拠を見たわけでもないし。

でも、夏野やかおり達の立場から見ると、

このお父さんの対応に苛々しちゃうんですよね。

夏野が危機なのに!みたいな。



でもさ。


でもね。



あんなに夏野の部屋を飾りたてたら、

そりゃ警戒されるでしょうよ!!

何を祀ってるのさ!!

夏野様!?(笑)





とか何とか。

今回も突っ込んだり切なくなったりしつつ

読みました。



うーん・・・。

今、原作の小説の文庫版をパラパラめくってみたんですが、

大体四巻(全五巻)の始め辺りまで進んでいるようです。

順番は前後したりしていますけれど。

後、どれくらいかなー。

小説と漫画だと違う配分になりそうなので、ちょっと見当が

つきません。

でもこれから動いたりしていくことが多くなる・・・・・・

と思うような気がするので、楽しみに待ちます。