◎「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
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※ネタバレします。要注意。
☆第八話「第五研究所」の感想です。
「第五研究所」と打とうとすると、何故か
「DAIGO研究所」と変換されて困りまうぃっしゅ!
えーと・・・。
前回、DAIGO研究所・・・だから違うぃっしゅ!!
第五研究所に忍び込んだエドとアル。
体の小さい豆粒ドチビの兄さんが建物の中に忍び込み、
体の大きいゴツイ14歳の鎧・・・弟が建物の外で待機
していたのですが、双方敵と出くわし、交戦状態に
なりました。
エドは「ナンバー48」と名乗る男。
アルは「ナンバー66」と名乗る男。
それぞれがそれぞれと戦います。
今回は、その戦闘の様子が、うふっ・・・♡(不気味)
「心惹かれる~涎垂れる~うへうへははは!」
とまでは壊れなかったんですが、
兄さんのチョコマカ加減に
「えっへ・・・えっへ・・・」
と気持ち悪い笑みを浮かべて観てました。
わたくし、アクションシーンが大好物なんです。
ごめんなさい。
自分で書いてても気持ち悪すぎだと思います。
何かもう・・・ごめんなさい。
生きてる公害でごめんなさい。
ごめんなさいすれば何でも許されると思っててごめんなさい。
で。
今回はそのアクションと、そして敵の48、66についてが
とても気になりました。
48、66はアルと同じように、鎧に魂を定着させられた
元死刑囚です。
世間一般には死刑になったと思わせておいて、こっそり
鎧に魂を定着されられた姿で、第五研究所の番人として
生かされている。
というのが彼らです。
アルと同じ、中身が空の、鎧としての「人間」。
それについて「弟もアンタ達も人間だ」と主張する兄さんと、
「自分は本当に人間なのか?」とアイデンティティを
揺さぶられる弟と、まあ色々ありました。
が、それはどうでもよくて。
どうすればナンバー66こと「バリー・ザ・チョッパー」が
平穏に平凡に生きていけたのか。
が私の最大の関心事でした。
だって・・・
「我殺す、故に我在り」
ですからね。
その信念(?)さえあれば、体がどうだろうと別に
関係ない。どうでもいい。
みたいな人ですからね。
肉屋だったけれど、動物では飽き足らず夜な夜な
人間を解体していたバリーさん。
殺人が大好きでたまらないバリーさん。
一応、肉体としては死刑になったにも関わらず、
相変わらず殺しが好きで好きで仕方ないバリーさん。
死んでも治らないバリーさん。
一体、どうすればバリーさんは平穏に生きていけたんだろう。
バリーさんが肉屋じゃなかったら良かったのか。
他の職業だったら良かったのか。
それとも動物解体で何とか満足していたら良かったのか。
どうなのか。
うーむ・・・。
どう考えても普通に生きていける気がしない。
軍人・・・?
うーん・・・。
難しいなあ・・・。
などと、アルのアイデンティティ・クライシスについては
まるっと無視して、バリーさんについて考え込んでいた
八話でした(笑)
あ、後スライサー達も気になるよね。
兄の方は、ただ重々しくそれらしく格好つけて話してただけ
なのかどうか、とかね。
そう考えると、ちょっと間抜けな感じが・・・。