新刊、ゲットだぜ!

ちなみにアニメは最終回だけ何故かまだ

観てないんだぜ!




◎「ヴァンパイア騎士 10」

ヴァンパイア騎士 10 (花とゆめCOMICS)/樋野 まつり
¥420
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くっ・・・何故また画像が出ない・・・・・・。

表紙は優姫、ヨリちゃん、瑠香さん、莉磨ちゃんの

女の子四人組で、エロくないかと思いきや、優姫と

ヨリちゃんがさり気なくエロい感じでした(笑)

まあ、エロさが漂っていてこそ「ヴァンパイア騎士」・・・。



えーと。

この10巻では、9巻の終了時点からあまり話が

進みませんでした。

けれど、その分、それぞれのキャラの思いなどが

掘り下げて描かれていたと思います。

後、絵が今回も凄い迫力でした。

いつもいつもこの作品の絵の繊細さと力強さには

驚きます。


そしてまた、枢様の心の狭さにも驚きます。

今回も絶好調でした。

絶好調で心が四畳半の枢様(意味不明)

純血のヴァンパイアとして覚醒した優姫と対峙し、

ヴァンパイア憎さのあまり銃を向けた零に、


枢「けれどこれ以上・・・“君”という存在を許しては

  おけない・・・。

  君は彼女にその銃口を向けたのだから・・・!」

  「たとえ本気で殺すつもりがなかったとしてもね・・・」

  「優姫、どくんだ。(略)その男を僕は許せない。

   許さない・・・たとえ五百年、一千年君に恨まれても・・・」


優姫に殺すつもりがなくとも銃口を向けたなら、即、消してやる。

たとえ優姫に一千年恨まれても消し去ってやる。

だって一瞬でも銃口を向けたから!!

みたいな。


一瞬のその行動を、一千年先までの恨みにつなげてしまう枢様。

怖い、怖いよ。


ていうか、枢様は、自分が零にしたことを綺麗さっぱり無視!

ですね。忘却の彼方ですね。

自分は零にどんな酷い嫌がらせをしても、苦悩のどん底に追い

落としても、人間を辞めさせてもいいけど、自分が許せないことを

一瞬でもされたらマジギレ。

流石は枢様。

素晴らしい人でなしっぷり。

ヴァンパイアだから「人でなし」上等!でしょうけどね。


ま、そんな心の狭い枢様がラブリーなんですけどね。

むしろ心の広い枢様なんて必要ではないです。

そんなの枢様じゃないです。

心が狭くてこそ愛すべき枢様!!

けなしてるんじゃない!だよ!!


えーと。

一方の零なんですが、相変わらず不幸でした。

これでもか、これでもかと不幸ばかりが押し寄せる。

もう最後の砦、優姫まで手放して・・・。

何でこんなに不幸なんだろなー。

やっぱりお祓いしてもらいなよ、零。

何か憑いてるかもよ?

あ、枢様が憑いてるのか。

そりゃ仕方がないね・・・。


ま、零は不幸の塊な所がラブリーなんですけどね。

幸せな零なんて必要ではないです。

そんなの零じゃないです。

不幸のドン底、と思ったら更に下がある!と思ったら更に

下の下がある!と思ったら更に下の下の下の・・・(略)

そして、ますます眉間に皺が寄る!

それでこそ愛すべき零!!

苦しめようと思ってるんじゃない!だよ!!


そしてそんな男二人の間で翻弄され、喜んだり悲しんだり、

悩んだりの優姫ちゃん。

時々、思います。

こんなに愛され過ぎて幸せなのかなって・・・・・・。

もう「重い」とかいうレベルを超えて愛されてる気がするの・・・。

病的な執着に近いと思うの・・・。

頑張ってね、優姫ちゃん・・・。





まあ、そんなことはともかく。

私としては藍堂先輩が元気で何よりでした。

「感謝されたくてやったわけじゃない」と言いつつ

感謝されまくりたいオーラ全開の藍堂先輩。

で、実際に感謝されると照れる。

元気で空回ってて何より。