「ハガレン」以外にも、漫画とかアニメとかそれなりに
読んだり観たりはしています。
が、何故か感想にまで漕ぎつけません。
んー・・・。
まあ、そのうち。多分。きっと。
◎「創竜伝」
- 創竜伝〈1〉超能力四兄弟 (講談社文庫)/田中 芳樹
- ¥620
- Amazon.co.jp
「あ~・・・何読もうかな~・・・」
と、ブックオフでぼーっとしていたら、ふと目につきました。
「そういえば流行ってたみたいだけど読んだことないな~」
と、何となく手に取ったのが運のつき。
13巻までの道のりは、結構大変でした。
- 創竜伝13〈噴火列島〉 (講談社文庫)/田中 芳樹
- ¥680
- Amazon.co.jp
- ↑これが最新刊だと思います。
ちなみに、まだ終わってません。
ていうか、13巻まで読んでも終わる気配がありません。
日本を飛び出し、地球を飛び出し、時間の壁を飛び越え、
CLAMPさんの挿絵の変化をも乗り越え、どこまで
いったら終わる気なんでしょう。
えーと。
この話は、本来は竜であるけれども人間として生活
していた四兄弟が、自衛隊の基地やら都庁やら色々
破壊しまくりながら、首相誘拐、密出入国等の様々な
犯罪を犯しつつ、月へ行ったり時空の壁を越えたりの
超常現象を体験し、あらゆる場所、あらゆる時で
大勢の屍を作り出し踏み越え、なおかつ前向きに立派に
たくましく生き抜く。
そんなお話です。
・・・・・・何か?
いや、別にこの話が嫌いなわけじゃないんです。
作者の社会に対する思想がかなり強く表れた作品ですが、
その思想自体は別にどうとも思いませんでした。
賛同出来る部分、出来ない部分も含め、色々と考えさせられ、
それはそれで面白かったです。
ですが。
「なーんか、こう、いまひとつハマれないなー」
と感じていて、ある時(6、7巻まで読んだ位の時?)
ふと気付きました。
「ああ、そうか。
私、四兄弟が好きになれないんだ」
・・・oh、致命的。
そしてごめんなさい。
この作品と四兄弟を愛してやまない方たち、ごめんなさい。
だって、何だか、だってだってなんだもん。
繰り返しますが、話自体は別に嫌いじゃないんです。
ただ四兄弟が好きになれないだけなんです。
なんでかな。
なんでだろな。
やっぱアレかな。
強いからかな。
精神的にタフだからかな。
肉体的にもタフだからかな。
強いキャラを見ると弱い自分が非難されたように感じて、
無意識に防御的な拒否反応を起こすのかな。
一種のATフィールドかな。
うーむ・・・。
まあ、それはともかく。
日本が無茶苦茶になっても、アメリカで大暴れしても、
ロンドンで化け物と戦っても、一向にドタバタが収束する
気配がありません。
どこまで行ったら終わるんでしょう。
幕府まで設立しても終わりそうにありません。
何をしたら終わるんでしょう。
奈津子様(全てを凌駕する化け物的・・・化け物?)が
神になったらでしょうか。
そうかもしれません。
いや、きっとそうだ。
そうに違いない。
そう信じて、あるか分からない続きを待ったり待たなかったり
しようと思います。