段々、順調に、感想が溜まってきました!
計画通りです♪
・・・はあ。
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※ネタバレします。要注意。
☆第五話「哀しみの雨」の感想です。
ヒューズ「うるせー!!
俺みたいな一般人を、お前らデタラメ人間の
万国ビックリショーに巻き込むんじゃねえ!!」
そうですよねええ。
なんて、この一言に妙に賛同してしまいました。
デタラメ人間達が、あまりにガッシャンガッシャン
街を破壊しまくるので(笑)
今回は、
タッカーの事件の後、ニーナのことを考えて落ち込む
乙女なエドと、自分も錬金術師でありながら「錬金術は
神への冒涜だ!自分は神の代行者だ!」と意味不明な
ことを言うスカーと、ひたすら無能な大佐が中心の話
・・・だった・・・?かな??
まあ、ともかく。
今回エドがひたすら女の子のように見えました。
嫌な夢を見て飛び起きた時も、雨に打たれてニーナを
救えない無力さを噛み締めていた時も、スカーに殺され
そうになっている時も、なんだかとても乙女チック。
儚げで、弱弱しく、雨に濡れて・・・乙女チック。
って書くと、何か変なイメージが・・・。
エド「お、弟だけは見逃してやって下さいまし、
私を差し出しますから、お代官様(←スカー)」
みたいな・・・。
何故か時代劇なイメージ・・・。
スカーの悪代官・・・怖いなー・・・(妄想大暴走)
うーん。
あまり記憶がないので違っているかもしれないんですが、
前作の、一期の時のエドは、「やんちゃ坊主!!」という
雰囲気だったんですが、今作のエドは「やんちゃ坊主
だけど繊細なの、男の子だもん!(?)」という雰囲気
のような気がします。
ちょっとナイーブさが加わっているような。
どちらも「エドワード・エルリック」なのにね。
こういうところ、面白いです。
ま、どちらのエドも可愛らしくて好きですけどね。
ええ、変態なんでどちらもOKですよ?どんとこい!
で。
その乙女チック・ガラスハート・エドワード・エルリックさんは、
ニーナを救えなかったことで落ち込みまくっていました。
すると、突然、謎の男が襲いかかってきました。
「錬金術師は万物の法則に反している!神への冒涜だ!
自分は裁きを神に代わって行う者だ!
ホントは自分も錬金術師だけどね、テヘ☆」
という、スカーさんです。
スカーは、かつて政府が平定したイシュバール地区に
住んでいた民族の生き残りです。
イシュバールではかつて起きた内戦で、その地区にすむ
「イシュバールの民」が大量に殺害されました。
軍は国家錬金術師を人間兵器として投入し、彼らは
多大な戦果をあげたそうです。
今回、スカーが国家錬金術師ばかりを狙って連続殺人
事件を起こしていたのは、その復讐のためのようです。
・・・この作品のこういう暗く重い部分が好きです。
こう・・・どちらが悪いと一概に割り切れないところが。
スカーの気持ちも何となく分かりそうなところが。
それにしても景気よく街を破壊しすぎだけどね(笑)
「国家錬金術師だけを狙っている」と言いながら、
広場の階段は壊すわ、道に穴は空けるわ、他人の
家の壁を豪快に壊すわで、もう街がひどいことに。
それでまたエドも少佐も壊す壊すで、大変なことに。
グラン准将もそうだったけど、錬金術師っていうのは
一般人にとっては傍迷惑この上ないですね。
きっと、あの街に住んでたら、
急に広場に四角い建物めいたものがあったり、
急に道に穴が開いてたり、
急に家の壁が崩れたり、
急に道に大砲があったり
しても平常心を保たなきゃならないんでしょうね。
あ、だからかな。
エドがスカーに殺されそうになっているのを見ている
人達が何も騒がなかったのは。
「キャー」とも「わー」とも言いやしない。
きっとあれは日常の光景だったんでしょうね。
なんせ毎日「デタラメ人間の万国ビックリショー」ですから。
それとも誰か通報してくれたのかな。
「あ、あの、素手で街を破壊する男が、少年と鎧を
襲ってるんですけど。少年の腕が爆発して、
鎧が空で、なのに『兄さん』とか言ってて、
訳が分からないんですけど、助けて下さい」
みたいな・・・。
なんか毎日幻覚世界を見られる愉快な街な気がしてきた。
で、エドがスカーに殺されそうになっている寸前、
マスタング大佐率いる軍の人達が駆けつけてくれた
・・・んですが。
大佐が出た瞬間「あ、今日は雨降ってるから無能な人だ」
と、この私ですら思ったのに、
マスタング「おもしろい。お前たちは手を出すな」
「我が名を知ってなお戦いを挑むか、
愚か者め」
愚かはお前だ。
駄目だ、この無能。
何でこんなノリノリなんだ。
「雨の日は無能」ってしっかりはっきり言われてるじゃないか。
叩きこんで!その文句、頭に叩きこんでー!!
そんな大佐、今回はこれだけではなく、「国家錬金術師ばかり
を狙う殺人者」と聞いてもすぐにエドの存在が頭に浮かばず、
あの完全包囲でもスカーを確保できず、とにかく無能でした。
雨の日は全体的に調子が出ない人なのかな。
・・・あ、あった。
一つだけ調子良かったところ。
前半の後、CM前のアイキャッチ。
あそこ何であんなにカッコつけてたんだろう。
無駄にカッコいい(笑)
えーと。
そんなこんなで、命は助かったけれどボロボロになった
エルリック兄弟は、とりあえずオートメイル修理のために
故郷に帰ることにした所で今回は終わっていました。
一瞬だけ出たヒロイン(強調)ウィンリィちゃんの、
機械オタク100パーセント!!の格好にときめきました。
ヒロインでも自分に妥協はしない。素敵だ、ウィンリィ。