ちょっと忙しくて、少しの間あまり更新できないかもしれません。
あ、でもいつものことか・・・。
◎「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
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※ネタバレします。要注意。
☆第二話「はじまりの日」の感想です。
「錬金術は物質を理解、分解、再構築する科学なり。
されど、万能の技にはあらず。(略)
何かを得ようと欲すれば、必ず同等の対価を支払う
ものなり。これ即ち、錬金術の基本『等価交換』なり。
錬金術師に禁忌あり。
そは人体錬成なり。
これ何人も犯すことなかれ」
でもやっちゃったんだな、これが。
という、エドとアルの過去話でした。
話は10年前のリゼンブールに溯って。
家にいない父の本を読み漁り、錬金術の知識を
身につけるエルリック兄弟。
本を読んだだけで出来るなんて、何て賢い子達だ。
だが、床にヒヨコを作っちゃうのはやめておけ?な?
床に唐突にヒヨコが生えてる家とかビックリするから。
ああ、それにしても今になって思うと、母さんの
笑顔と褒め言葉が辛い。
その後、母を流行り病で亡くしたエルリック兄弟。
悲しみの中で思い立ちます。
エド「お母さんを元に戻せないかな・・・?」
アル「でも人間を作るのはやっちゃいけないことだって
本に書いてあったよ?」
エド「だから、二人だけの秘密な」
そういう問題じゃないよ、兄さん。
でも秘密にしとけば大丈夫、と思うあたりが年齢相応で
泣ける。
そして母親を人体錬成するため、錬金術の勉強に
勤しむ二人。
その間に日々の暮らしがちょこっと描かれたりなんか
していましたが。
牛乳嫌いってエド、それはアンタ・・・・・・正しいよね!
ええ。
あんなもの大嫌いさ!
飲みたくないのも当たり前さ!
という、主人公の駄目な部分に共感する駄目な大人・・・。
でもエドと同じくホワイトシチューは大好きです。
エド「それにしてもシチューを発明した人は偉大だー。
牛乳が入ってるのにあんなに旨い」
「野菜スープに牛乳を突っ込むっつー考えがスゲーよ。
科学者にもそういう発想の転換が必要だな」
「人体練成もきっとそういう発想が必要なんだよ」
シチューと人間を同列に考える兄さん。
何て恐ろしい子供だ。
しかも笑顔。
怖いよ兄さん。
そして錬金術を学びに学び、ついに人体練成に漕ぎつける
二人。
やったー、ついに母さんが・・・・・・と、思ったのも束の間、
黒い手にお出迎えされ、白い人(神だか真理だか)に
「ようこそ、身の程知らずの馬鹿野郎」と歓迎され、
扉の向こうへ引きずり込まれるエド。
やめてくれー!
こんな厚い扉に挟まれたらもっと小っさくなっちゃうー!!
とか言わなかったけど、とにかく扉の中へご案内されるエド。
扉の中で真理を叩きこまれ、頭が割れそうに痛み、叫ぶエド。
が、後ろで扉がしまった直後、
エド「もう少し先に俺の求めているものが、
人体練成の真理があった!
お願いだ!もう一度見せてくれ!!」
錬金術オタクは頭がイカれてていけない。
一瞬前のことを忘れたのか。
しかし、それは拒否され、等価交換で左足を奪われて
現実に戻されます。
んー。
でもさ。
左足一本で真理をある程度教えてくれるなんて、
白い人サービス良くない?
それ位だったら差し出すから真理見せてくれーって
人は他に沢山いそう。
ともかく、左足の痛みに絶叫するエド。
エド「ちくしょう!持っていかれたーー!!」
何故かこの台詞を元気に唱和する私。何故・・・。
エド「助けて・・・誰か・・・母さん・・・」
助けを求めた先に、蠢く影が。
人体練成した母さんだ。
「お母さんだよ♡」と黒くてグチャグチャしてて逆さまな何か。
正直、気持ち悪い。
そして服しか残ってないアルフォンス(泣)
エド「返せよ・・・。弟なんだ・・・。
足だろうが腕だろうが心臓だろうがくれてやる!!
だから、返せよ。
たった一人の弟なんだよーーーー!!!」
必死で錬成し、アルの魂を鎧に定着させるエド。
こうして、大きな弟と豆粒のような兄さんが誕生しました。
とさ。
めでたし。めでたし。
・・・ではなく。
その後、リゼンブールに訪ねてきたマスタング中佐に
よって国家錬金術師になることを勧められたエド。
国家錬金術師になれば、有事の際には兵士として
働かなければならないけれど、最高の情報と研究が
手に入る。元の体に戻ることも出来るかもしれない。
と、傷心の子供に提案するマスタング中佐。
冷静だけど、結構鬼だと思う。
しかしその提案に乗り、右手と左足にオートメイルをつけ、
国家錬金術師となったエド。
で、今ではガツガツと物欲しそうな目をして「賢者の石」を
探しまくっています。
今度はリオールでガツガツします。
という第二回でした。
つか、国家錬金術師って強制的に二つ名をもらうんですね。
変な名前だったらどうするんだろう・・・。
「豆な錬金術師」・・・とかさ・・・。