これでやっと残り二話に・・・。

でもまだ先が長そうだ・・・。



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※ネタバレします。要注意。



☆第十一話「二人の命 ~ソウル~」の感想です。


学園での、ナイトクラス生徒とヴァンパイア達の戦闘は、

相変わらず継続中です。

しかし、あまりに敵の戦力が弱いため、「この攻撃は

何かを待っているためのものではないか」と推測する

ナイトクラスの面々。

その通りで、李土も枢も待っていました。

零の不幸を。

またか。


みたいな話でした。


で、零の到着を待っている間、暇を持て余す(?)

敵の大ボス・李土様は何をしていたかというと、

ハーレムでウハウハでした。

余裕ですね。

ていうか、力を増幅させるために、若いおねーさんの血が

いいというのは何となく分かりますが、

美人でスタイルの良いおねーさんばかり集めている

ように見えるのは、気のせいでしょうか。

無駄にセクシーな服着せてるし。

これから決戦だというのに、「美女でなければ嫌」という

えり好みをしている場合でしょうか。

李土様、好き嫌いはいけません。


一方、枢様は何をしていたかというと、事態を見守ったり、

優姫に謝ったりしていました。


枢「彼から君を守るために、僕は錐生君を利用した。

  そして、緋桜閑も僕が・・・」

  「ごめんね、優姫。守っているつもりで、僕が一番

   君を傷つけていたんだ」

  「ごめん」


かっ、枢様の口から「ごめん」という言葉が・・・!!

枢様が真相を話して謝罪なんて・・・!!

そんな馬鹿な・・・有り得ない・・・(失礼)


そして、李土と枢に駒扱いされている零ですが・・・


またしても不幸が。


またか。

何かに呪われてるんじゃないのか、零。

呪いの人形は拒否したはずなのに。


地下に幽閉されている零の所に壱縷がやって来ます。

そして、おもむろにブラッディローズで零を撃ちます。

これだけでももう、肉体的にも精神的にも結構な痛手

だと思いますが、壱縷はその後、

昔の恨み言などを語り、

駄目押しに、

「自分の血を吸え」と零に言います。

ヴァンパイアを憎み、自分に対しても自暴自棄になって

いる零に。

親はとうに死に、優姫を失って、一応「家族」らしいものは

壱縷しかいない零に。

・・・何だろう、この零の追い詰められ具合。


実は壱縷は、李土に刀を突き立て、返り撃ちにされて

深手を負っていました。

なので、死ぬ間際に零に望みを託しに来たらしいのですが、

これで零にはもう優姫も家族も何にもなくなりました。


零「やめてくれ・・・。もうこれ以上失うのは・・・!!」


何という悲痛な叫び。

哀れ過ぎる。

零は壱縷に「こんなのは間違ってる」と言っていましたが、

ずっと観ているこっちとしては、

「そもそも零の運命が間違ってる」

としか思えない。


それにしても、この双子は可哀想な関係でしたよね。

零は壱縷に追い目を感じてしまうし、壱縷は零を

愛したいはずなのにどうしても憎んでしまう。

そしてお互いのことを考え、また互いにがんじがらめに。

愛憎から逃れられない、不幸にしか進めないような

二人でした。

可哀想に。


結局、零は壱縷の血を飲み、何かの完全体になって

李土の所へ向かうわけですが、

いや、零、影がおかしい。

絶対おかしいって!

何そのギザギザっぽいやつ!!







そんな感じで次回に続いていました。

これでコミックスの展開には大体追いついたので、

後二回分はオリジナルの割合が多いのでしょうか。

どんな終わりになっているのか、楽しみでもあり

怖くもあり・・・。