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※ネタバレします。要注意。





☆第九話「復活の狂王 ~エンペラー~」の感想です。



過去を思い出し、純血のヴァンパイアに戻った優姫。

あんな形で真実を知られたため、零と対話しようと

しますが、拒まれます。

一方の零は、絶賛自暴自棄中。

そして枢は、李土の復活のために手を貸して、いや

手を刺していました。痛たたたた。



簡単にまとめると、そんな感じの今回。



優姫が純血だったと分かったことで、藍堂も今までの

態度を改め、「純血の君」として優姫を扱わなければ

ならなくなって大変そうです。

いちいち「優姫様」とか「(靴を)履いて下さい」とか

慣れない対応。

ヴァンパイアの階級性って厳しいですよね。社会的な

ルールとして決まっているとかではなく、本能に刻み

込まれてるんですもんね。

でも、こう、今まで呼び捨て三昧、馬鹿にしまくりだった

相手に、急に「様」とか「下さい」とか、あまつさえ

足をとって「この下僕めが靴を履かせてさしあげます」

というような態度をとるのは・・・悲しくならないのか、藍堂。

一応「貴族」の家に生まれてるんだぞ、藍堂。

純血の下僕になるのが「貴族の矜持」か。

「気持ち悪いですよ」とドン引きされてもか。

ヴァンパイアって・・・大変ね。



その頃、枢は李土の部屋に行って、壱縷をいじめて

いました。

「聞きわけの良いところが零とそっくりだ」という軽い挨拶

から始まり、ハンターの家に双子が生まれないわけを

頼まれてもいないのに延々と語り、「君は片割れに全てを

喰われずに済んだんだね」とトラウマを刺激。

枢様、顔がそっくりだからって壱縷をいじめるのは

やめてあげて下さい。別人です。

そして壱縷を適当にいじめて気が済んだあと、李土の

体に自分の血を注入。

自分の手と李土の体を重ねて一突き、という優美な顔に

似合わない豪快な注入方法に、観ているこっちが

イタタタタ。

それはともかく、枢の回想のなかで、李土が化け物の

ようになった自分の下僕に噛まれているシーンが・・・

何度見ても定春に噛まれる銀さんに見える・・・・・・。



一方、零ですが・・・絶賛引きこもり中。

それも仕方ないですよね。

両親をヴァンパイアに殺され、ヴァンパイアを憎んで

いるのに、自分もヴァンパイアという状態。しかも

そのうち狂って殺される運命。

弟が帰ってきて家族が生きてた!と思ったのも

束の間、弟は親の敵に熱烈片思い中。親?兄?

知らないね、閑様が一番だよ状態。

枢には日々睨まれるし、呪いの人形をもらうし、

もう優姫しか心の支えがない!!

と、思ったら、優姫も純血のヴァンパイア・・・。

そりゃあ引きこもるし、自棄にもなるって・・・。

何故こうも零の運命は過酷なんだろうか。

あまりの不遇さに零もぷっつんしてしまったのか、

夜刈師匠に「自分を殺せ」と銃を渡します。

が、それも認められず地下に幽閉。

でも、本当はハンター協会から抹殺指令が出てる

のよ、という・・・まだあるのかコイツの不幸は!!

そんな感じで・・・哀れなり、零。





そんなひたすら零が可哀想な状態で話が進んで

いますが、いよいよ李土も復活して、事態が大きく

動くと思われます。







放送はずっと前に終了してますが、そんなことは

知らない。