新年早々の感想がこの映画か・・・みたいな。

いや、早く書いておかないと忘れそうなので。


◎「クワイエットルームにようこそ」

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日々仕事に追われるフリーライターの佐倉明日香。

仕事で駆け回り、仕事によって開けては暮れる毎日。

そんなある日彼女は唐突に倒れ、目が覚めた時、


精神病院の保護室(クワイエットルーム)で拘束されて

ましたとさ、ひゃっほう


みたいな、ね。

謎のハイテンション。

それはいいとして。


睡眠薬を大量に摂取し、胃洗浄したと言われた明日香。

しかしその時の記憶はほとんどなく、戸惑うばかり。

仕事と彼氏のことが気にかかり、すぐにも退院したい

明日香だったが、看護婦や彼氏など周りに説得され、

半ば強制的に入院となる。




で、明日香は、精神病院の閉鎖病棟において、

他の患者とのコミュニケーションをとっていったり、

そのなかで記憶がよみがえったり、色々するわけですが。


う~ん・・・。

どうだろう・・・。

面白いとは思います。

作品として面白いです。

それは本当です。


ですが、個人的にはちょっとしっくり来ませんでした。

それは多分、私が精神的な病気について色々考えたり、

思ったり、悩んだり、諦めたり諦めたり諦めたり(駄目

じゃん)しているからだと思います。

作品はフィクションなので、そういうことを言うのは

どうかとも思うのですが、やっぱり観ていると考えて

しまうというか・・・。


でも、そのような事を考えずに観れば面白いと思います。

個性的な患者や看護婦も憎くて憎めなくて、どこか

惹かれるものがありますし、展開も色々仕掛けが

あったりなんかして楽しめます。


私は特に妻夫木さんのコモノが結構ツボにはまりました。

小者なのでコモノ。

主人公に対して椅子から転げ落ちるようにして土下座

するシーンは、大爆笑でした。

あっはっは!妻夫木君が土下座してるよ!

土下座!土下座!(土下座コール)

みたいな、ね?


うーん・・・。

何だか紹介の仕方として間違ってる気が・・・。


騒々しくて沈鬱で、親しくて孤独で、笑えて悲哀を感じる。

そんな映画だったと思います。