いま、とても、ねむい・・・・・・ZZzz....



◎「メビウスの殺人」

  著者:我孫子武丸

  出版:講談社


速水三兄弟が出てくるシリーズ物の第三弾。

らしいです。

だって前の二作を読んでないんだもん!ははっ!

(前の二作は「8の殺人」、「0の殺人」らしいです)


ミステリーなのに、ペラッとめくった「登場人物紹介」の

欄に犯人の名前が堂々と明記されているという、

面白い始まりでした。

それで楽しめる話なので、全く問題はないですけどね。


撲殺、絞殺、撲殺、絞殺の順に繰り返される連続殺人。

殺害現場には必ず数字を書いた意味不明のメモ。

被害者には一切共通点はなし。

事件と事件をつなぐ線は何か?

というような話・・・とまとめてもいいのだろうか?

「ミッシングリンク」物とかいうらしいです。

そこら辺は詳しくないので、よく分かりません(汗)


私はとても楽しんで読みました。

が、人によっては気に入らないラストかもしれません。

私は好きですけどねー。


個人的にはとても面白かったので、この作品と

繋がりのあるらしい「殺戮にいたる病」が物凄く

読みたくなりました。

この作品よりも暗く、重く、病んでいるらしいですし。

暗く、重く、病んで・・・ヨダレが出そうだ・・・(危険)

また書店に行って探してみようと思います。