12月に入ってから「疲れてる」の連発で、
なかなかしっかり更新できません・・・。
アニメが・・・アニメが終わってしまう・・・!!(泣)
と、思いつつ、今日も短く本の感想です。
意思が・・・弱くて・・・ごめん・・・。
最近ティエリアさんの煩悶が素敵・・・(関係ない)
◎「絹の変容」
- 絹の変容 (集英社文庫)/篠田 節子
- ¥410
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虹のような輝きを放つ、不思議な絹を見つけた
長谷康貴。
父の包帯工場を継ぐよりも、祖父の代に扱っていた
絹への憧れが強い康貴は、不思議な絹を吐く蚕を
探しに出かけ、手に入れる。
それは繁殖の難しい野蚕だったが、研究者有田芳乃の
手を借り、蚕は次第に数を増やしていく。
天才的だがどこかマッドな研究者芳乃は、蚕を
改良し、蚕はグロテスクに強く繁殖していく。
「絹の変容」というよりも、「蚕の変容」、もっと言うと
「蛾の変容」という感じでした。
とにかく蛾とか芋虫とか苦手な人は読めない作品だと
思います。
だって・・・
芋虫があんなだし、蛾があんなだし?
詳しく書くとちょっと・・・と思われる方もいるかも
しれませんが、
蚕が、昆虫の身でありながら、鶏肉やら豚の血の
入った餌やらをもりもり食べている様子には、
テンション上がりました。
頭壊れててごめんなさい。
そのあとのぶわーっと襲って来る展開も良かったん
ですが、もうちょっとグロくても平気でした。
っていうか、それを望みました。
というか、物足りなかったです。
頭イカれててごめんなさい。
そんな・・・感じで・・・。
動物パニック映画(?)が小説になったような、
じわじわ来て、ぐわっと来る、一気に駆け抜ける
作品でした。