◎「機動戦士ガンダムＯＯ セカンドシーズン」
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※ネタバレします。要注意。
☆第四話「戦う理由」の感想です。
前半はそれぞれのキャラの話など。
後半は、前回完全にしてやられた形となったアロウズが、
雪辱戦を挑んでくる話・・・だったと思います。
冒頭はアレルヤの過去の回想でした。
マリーとの、超人機関の施設内とはいえ、かわいらしい
嬉し恥ずかし初恋の模様が・・・とか思ったら、
マリー「そうねえ・・・あなたの名前は・・・アレルヤがいいわ」
「神様への感謝の言葉よ」
（何に感謝するのかと問われて）
「決まっているじゃない。生きていることによ！」
アレルヤ（現在）「それは文字通り、僕にとっての
『洗礼』だった」
・・・・・・えっと、何かの宗教ですか？マリー教？
ていうか、アレルヤは「マリーを取り戻す」と何度も言って
いますが、ピーリス自身はどう思ってるのか分からないのに
そこまで突っ走ったら迷惑なんじゃ・・・と思います。
あまり突っ走ると、愛が重すぎるって理解を拒まれるよ？
一方、刹那によって助け出されたマリナ姫ですが、
アザディスタンに帰る決意のようです。
荒れるばかりのアザディスタンを王女として何とかしたい。
その思いは素晴らしいと思いますが・・・・・・
が・・・・・・
マリナ姫は大方テレビを鑑賞なさってた印象しかないよ！
一期から今まで国は荒れる一方で、その国を眺めつつ、
同時にテレビを眺めつつ、胸を痛めるばかりのマリナしか
印象にない・・・。これは一体・・・。
まあそれは置いておいて、
ミレイナ「つかぬことを聞くです！二人は恋人なのですか？」
刹那「違う」
マリナ「違います」
真顔で即答。
何て盛り上がらない主人公とヒロイン。
もう二期目だというのに。
でもここで、もし
刹那「そうだ」
マリナ「違います」
刹那「・・・！？」
とかだったら・・・笑え・・・いや、悲しいからこれでいいか。
そんな一向に盛り上がらない主人公達を尻目に、勝手に
盛り上がっちゃった（？）のが、ロックオンとフェルト。
つかロックオンが強引にキスしたんですが。
ディランディ弟は兄と比較されるのが嫌みたいなことを
言っていましたが、それにしたってちょっとやり過ぎです。
彼はディランディ兄に夢枕に立たれて、狙い撃たれて
おけばいいと思います。
後、ハロはフェルトに解体されておけば・・・・・・ふふ・・・。
このようにキャラ達の恋愛方面も色々とありますが、
この話では、各キャラの戦う理由も描かれています。
刹那の「ガンダムで世界の歪みを断ち切りたい」という
理由。
イアンの「戦争を無くしたい」という理由。
アレルヤの「マリーを取り戻したい」という理由。
などなど・・・。
アレルヤだけ超個人的、独りよがり的理由に
見えるのはきっと気のせいです。
アレルヤお前ってヤツは・・・超人機関のことピーリスは
知っててとても怒ってた気がするよ・・・お前ってヤツはさあ・・・
もっと罪の意識に苦しんだ方がいいと思うのよ、マリーマリーだけ
じゃなくてね。ほんっとお前ってヤツは・・・
まあアレルヤ大好きなんだけどね。
そんななか、一人だけ戦う理由を見つけられずに
悩むスメラギさん。
スメラギ「私の戦いにそんな理由があったかしら」
「私は自分の忌まわしい過去を払拭しようと
思ったの」
「その思いで戦った」
「そうよ。私は自分のエゴで、多くの命を犠牲に
したのよ」
「でも私は過去を払拭出来なかった」
「今の私には、戦う理由がないの」
こういうスメラギさんの弱さ、私は好きです。
他のメンバーは精神的に強い人が多いので、こんな風に
駄目さを漂わせているスメラギさんが若干異質に見える
ような気がしますが、実は彼女が一番人間らしくて良いと
思います。
しかし彼女の肝臓は人間離れしていると思います。
あれだけアルコールを摂取し続けているのに、全く
体調を崩す様子が見られない・・・。
ビリーとの二年間もなかったかのように健康・・・。
アレルヤの差し入れたワインも一人で全部空けたんじゃ
なかろうな・・・？
彼女の精神的タフさは、きっと全て肝臓に吸収されて
いるんだと思います。
それはともかく。
そんな彼女もアロウズとの戦闘で自分なりの理由を
見つけられた様子。
これでやっとソレスタルビーイングが形になりました。
まあその影で、
スメラギさんに捨てられたビリーは壊れてましたけど。
そしてもう一人派手にぶっ壊れた人が・・・。
ミスターブシドーって何？
何事？
・・・え？
だって、グラハ・・・え・・・・？？