※最初の方からネタバレします。要注意。


◎「魔人探偵脳噛ネウロ 16」

魔人探偵脳噛ネウロ 16 (16) (ジャンプコミックス)/松井 優征
¥410
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大雨とともに、ついにシックスの部下が動き出した。
その男「DR」は、水の扱いに長けた「新しい血族」の
一員で、彼は雨を利用して大規模なテロを仕掛けてきた。
濁流に飲み込まれる街。
未曾有のテロ事件。

「・・・まぁ それはともかく。拷問を・・・続けようか」

byネウロ。




・・・まぁそれはともかく。拷問の巻でした。

うん。まあ。ともかく。拷問だった。

DRの典型的なキャラにもびっくりだったけど、

それよりもとにかく拷問でびっくりしました。


DRは・・・何て言うか・・・典型的な下っ端でした。

最初から最後まできっちりと王道を踏んで描かれて

いて、安心感というのか、妙な安定感があって良かった

です。いや、良かった・・・かどうかは分かりませんが・・。

でも、お約束すぎるところに

間もなく本気で牙をむく」

とか

逃げているのではない!!誘い込んでいるのだ!!」

とかの面白い独白があって可愛らしかったです。


でも・・・まあそれはともかく拷問の展開が印象的でした。

DRの面白さなんてどうでもよくなりました。

ネウロがヤバすぎてどうでもよくなりました。

流石の私もちょっと引きました。

いや、引くというよりも心配しました。

ネウロこれ一応少年誌だから!!

ね。表現の自由はとてもとても重要だと私は考えますが。

例え何が描かれていたって、人間そうそう表現物だけに

影響されることなんてないと思いますが。

でも何て言うか、一応もうちょっとソフトな方が・・・

と、思っていたら、隅の方に

「もう一週やりたかった・・・ けど引かれそうなので

やめた」

とネウロの絵とともに書いてあって、流石だと思いました。

感心していい所なのだろうか・・・?




そんなことよりもネウロが弥子ちゃんに貸してあげようと

した傘が可愛らしかったです。

さり気なく「下へお入り」と自己主張(笑)

おまけの小さい漫画では

「君を濡らすのは涙だけでいいじゃないか」

という、ダンディーな一面も見せてるし。くらくらきますね。

でもあれですよね。

下へ入ったら別なもので濡れますよね。

赤い感じでね。

きっとね。