もうブームも自分の中で一段落してるし。
今更Lがどうとかはないって。
松ケンは好きだけどね。
Lはもう三度目だし。
そんな今更・・・
松ケンLは素晴らしいですね!!
ああ単純な私・・・。
※ネタバレします。要注意!
◎「L change the WorLd」
- L WorLd of change the WorLd
- ¥1,349
- Amazon.co.jp
デスノートに自ら名前を書きこみ、残り23日の命に
なったL。その僅かな時間の中で彼は一つの事件に
立ち向かう。
発端はタイのある村の消滅。村人が奇病に次々と
倒れ、消滅に至った村。だが、これは仕組まれた
バイオテロだった。
「地球を浄化する」目的のために動くテロリスト達。
そしてLも動き出す。子守もする。ママチャリも漕ぐ。
全力疾走もするし、飛行機にもジャンプする。
お前・・・誰だ・・・??
一言でいうならプチ・ハリウッド・・・だと思います。
人類全体に関わる事を企むテロリスト集団がいて、
それを阻止しようとするヒーローがいて、事態を左右
するキーを巡って争っていく。
ま、ヒーローがLというところに多いに違和感が
あるけど。
猫背で奇行だらけで病的な甘党のヒーローってどう
なの(笑)だって彼、電車の中で普通に座っていること
すら出来ないんだよ・・?初対面の他人の家で菓子を
漁りだすような人間なんだよ・・・?人類を救う前に自分
の常識を救ってあげてって話だよ・・・。
話の展開は上に書いたようなものなので、そんなに複雑
ではありません。単純娯楽映画として、肩の力を抜いて
楽しめばいい作品だと思います。突っ込み所は満載で
すが、そこは見ちゃダメだ!!という心構えで楽しむ
のがベストだと思います。
が、やはり多少は突っ込みたいのが人間というものです。
特にL。頭の回転がちょっと鈍い・・・?目の前のヒント
に気づかなかったり、周囲の人間のサインを見すごした
り、対応が後手後手だったり・・・。
ていうか、さ。
テロリストパソコン男性に簡単に開錠されるLの住処
ってどうよ?
ウェルカム不法侵入者さんな世界的名探偵の住処・・・。
分かった。
寂しかったんだな、L。ワタリもいなくなって寂しかったん
だな。だから「ようこそ、不法侵入者さん。私がLです」と
いう気分だったんだな。きっとそうだ。
それかあれだ。
BEBEとも話していたように、あの異様に使えるパソコン
男がジェバンニの血族だったんだ。一晩で成し遂げる男
の血族じゃ、Lの守りが簡単に突破されても仕方ない。
ああ、仕方ない。仕方ない。
・・・・・・そんなわけないか・・・・・・・・。
とにかくLの注意力散漫さは気になりました。
まあでも迫りくる死の恐怖に直面したら、流石のLといえ
ども平静を保てなかったのかもしれない。
そしてこれも気になりました。
Lがとても人間的。
原作のLと映画のLは別物。そう思ってはいるのですけど、
Lが、
「人間には未来を変える力がある!」
とか
「どんな人間にもやり直すチャンスがある!」
的なことを叫んでいると、お前・・・誰だ・・・??と、つい
頭がくらくら・・・。
いや、いいですけどね。映画のLとしてはあり。
でも・・・誰・・・??・・・うん・・・で・・・誰・・・??
ううむ。これもきっと迫りくる死の恐怖がLを変えてしまった
のに違いない。月だってデスノートを持っている時と、デス
ノートを放棄した時の人格が違いすぎたからなあ。目の輝
きすらも違っていた。だからあんなもんだろう・・・きっと。
何だか色々と気になる点ばかり挙げてしまいました。
でもそればかりではなかったですよ。
じゃあここで、感想のまとめ。
松ケンL素晴らしかった!惚れた!!
以上です。
本当はこれ以上に語ることは何もありません。