「錬金術」とか言われると、即座に鋼の坊っちゃんが浮かんで

きてしまいます。ああ、朴さんの声が聞こえる・・・。

そういえば、あれ漫画の続き読んでないや・・。



◎「LEGAの13 ①」
LEGAの13 1 (1) (フラワーコミックス)/やまざき 貴子
¥410
Amazon.co.jp

16世紀、ヴェネチア。

薬種屋の息子レガーレは、家業を適当に手伝いながら

錬金術の研究を遊び半分にしていた。彼が探しているのは、

その石を加えてLEGA(合金)を作ると、どんな卑金属でも

貴金属に変化するという、LEGAの13番「賢者の石」。


でも。

「遊び半分」なので積極的に探す気はなさそうだけどね!

本人も「チャランポランな僕」って言ってるし!


という彼は、家業の手伝いを適当にし、錬金術を適当にし、

遊びの恋も適当にするという日々を謳歌していた。

しかしある日、彼の父が「魔女」の嫌疑で拘束されてしまう。



こんなような話・・・かな?何かうまく雰囲気が伝えられない

です・・・。かーなーりこの雰囲気好みなんですけど・・・。

ちょっと凄いなと思ったのは、主人公が幽閉(というより軟禁

かな?)されたまま話が進んでいくという点です。まあ、でも

結構外に出たりはしてるんですけど。それでも、一応立場

は「幽閉されてる人」のままです。

そして幽閉されているのに、恋に落ちたり、サロンで喝采

を浴びたり、旧友と再会したりとわりと楽しそうな人生を

送っているレガーレ。

本人は、「飲んで歌って楽しくいい加減に仕事して『金』作っ

て自由に暮らしたかったのに」とぼやいてますが・・・。

あれ?ちょっと待って?

それってほとんど今の状況じゃないの?レガーレ??



それにしても。

やまざき貴子さんの作品は、どんどんと字が多く細かく

なっていく気がします。字が多くなることは全く苦になら

ないんですが、字が小さいのはちょっと辛いです。目が悪

いから。特に小っちゃい書き込みは必死で読みます。

でも読みます。端から端まで読まないと気持ち悪いんだ!