「神童」オリジナル・サウンドトラック/サントラ
¥3,059
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観てきましたよ、「神童」。
久しぶりにピアノ曲が聴きたくなりました。
ピアノの音はいいな~。上手い人が弾くとね。(バッサリと・・)
しかし、ピアニストの方々って凄いですよね。
音の鳴り方からして違う。その一音に、たった一音にすら感情が籠もって
る!みたいな。音色だけで色彩感じさせてやる!夢の世界へ、いざレッツ・
ゴー!!みたいな(トリップし過ぎです。すみません)
そして、あの指の動きの速さ。本当に指10本なのかどうか疑わしいんで
すけど。・・・いや、無理だって。10本じゃ足りないって。絶対、高速で動
てる最中にもう2、3本は生えてる(本気)
奴ら、絶対人間じゃない・・・・・きっと宇宙の遺伝子が飛来してて
普段は人間ぽい格好だけど本当はジッパーがついててそれでいざ
という時にジッパーの中身が(強制終了)

で、映画の感想なんですが。

私は正直微妙かな・・・と思ったんですが、一緒に行ったBEBEは面白

かったと言っていたので、単に好みの問題かもしれません。

ストーリーは割りと淡々と進みます。所々に山場があるんですが、それ

でも全体を見終わると、何だか淡々と進んだ印象です。何故?場面場

面のつながりが分かりにくかったから・・・??

キャラクターは、うたとワオどちらにも感情移入しにくかったです・・・。

(毎回「感情移入」とか書いてますけど、別に必ず感情移入する必要は

ないと思っています。でも何故か毎回書いてます。不思議。)

でも何が悪いというわけじゃなかったです。何故・・・?心情の説明が

少ないから・・・??

あぁ・・・。

もしかしたら、ストーリーについても、キャラクターについても、「語る」

ことが少ない作品だからかもしれません。

言葉や演出や展開で説明することが少ないからかも・・・。

ああ、だからBEBEと感想分かれたのかな(今、気付く)。

うーん。だとすると、これはこれでいいのかもしれません。

語らないから分かりにくいけど、余韻は残る・・・みたいな。

おお。何かちょっとスッキリした気分だ(遅い)


一番印象に残ったのは、やはり音楽のあるシーンです。

ひたすら、ひたすら

「これを弾いてるのは、人間じゃない」(まだ言ってる)

と圧倒されました。

私は、特にショパンの「木枯らし」(?)が良かったです。物凄いです。

超絶技巧。あんな木枯らしだったら一年中吹いててもいいぞ!

・・・ちょっと嘘つきました。あんな激しい木枯らし吹いてたら、2秒で音

をあげます。自信があります(ヘタレ道)

最後の方のオーケストラのシーンも壮大だったし、ワオの受験の時

の演奏も迫力ありました。

音楽って、ピアノっていいNE!とか、昔ピアノの練習が嫌で嫌で

たまらないと思っていた自分をすっかり忘れて思いましたよ。ええ、

思いました。ま、弾かなくても聴けばいいことですからね!


それにしても。

うた役の成海璃子さんは綺麗でした。瑞々しい美しさでした。輝いてい

ました。いつでも日の光を受けているように光ってました。ちょっと危な

い気持ちにな・・・・・・・いや、大丈夫です。多分。

松山さんは、地味なんですけど目が離せない感じでした。何だろう・・・。

不細工なのにカッコイイって思ったよ!(失礼です)

いや、あの・・・ワオって結構格好悪いところがあると思うんです。でも

その格好悪いところも素敵っていうか、惚れるっていうか。

まあ、何だ。

受験のシーン最高でした!一緒に緊張しちゃって、動悸が激しく

て私が倒れるかと思いましたよ!(危険極まりない)




・・・・最後はいつもこうなのね・・・・・・。