先日「ユメ十夜」を観に行ってきました。


まあ、薄々予想はしていましたが、何てマイナー向けな映画。

分からないことだらけ。

恐ろしいほどメジャー向けではない映画。

ま、そこが良いといえば、そうなのかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ね?(疑問系)


ではでは、一夜ずつ簡単に感想を書きます。

反転して見て下さい。

ネタバレします。要注意。




第一夜

「百閒」って・・・・・内田百閒のことですかね?

何で・・・・・・・・?

最後に「チゴネルワイゼン」とありましたが、映画の「ツィゴイネルワイゼ

ン」と関係あるのでしょうか・・・。その映画は見てないんですが、原作は

百閒の「サラサーテの盤」らしいですし・・・・・・・・。(ちなみにそれも読ん

でいません・・・・・・・)

いや、もう何もかも私の勉強不足で理解できませんでした!(おい)



第二夜

サイレント映画というやつでしょうか?

台詞が字幕で出てました。

んー・・・・・ニ夜は原作の方が好きかもしれません。緊迫感が。

でも、お坊さんが挙動不審で面白かったです。


第三夜

清水崇監督なので(?)ホラーでした。

原作もホラーっぽいですが。

怖いよう、子供。「お父さん」って背中から呼ぶなー!その顔怖い

んじゃー!

でも一番怖いのは、香椎さんが6人も7人も子供のいる母親を

演じていたことです。ああ・・私よりあんなに若いのに母親役・・・・。


第四夜

とにかく山本耕治さんの若い、そしてノリの軽い漱石がたまりません。

「なるわけないじゃん」、「あ、オレじゃん」

・・・・・・・・・漱石が「じゃん」とか言っちゃってるよー!!(笑)

話自体は面白かったです。というか、色々と分からないことが多かった

ので(またか)、もう一度二度見てみたいと思いました。


第五夜

何故か妹が一番気に入った話です。

私は・・・・怖くて悲しくて不快な話だと思いました。けれど、心に何故か

ひっかかりました。何だか嫌な気分がするのに忘れられない不思議な

話です。

ああ、今思い出しても悲しい・・・。

でも「嫌い」と言えない・・・。むしろ「好き」なのかもしれない・・・。


第六夜

ワロス


第七夜

CGのアニメーションが美しい!!

色彩豊かで、生き生きとしていて素敵でした。

ちょっと目がちらちらしたけど・・
スナフキン・・じゃない、ソウセキが格好良かったです。



第八夜

よく分からなかったです・・・・。

ただ、「鴎外せんせーい!」、風鈴ちりーん&寂しい背中は

切なくてよかったです。

ドンマイ、漱石。


第九夜

監督が女性だからでしょうか、とても「共感」というか・・・・

しっくりくる感じがしました。

戦争に行った夫のために、お百度を踏む妻。

息子を神社の柱に縛ったまま。

けれど・・・・・みたいな。

夜の神社の怖い雰囲気を思い出しました。


第十夜

正にやりたい放題(笑)

庄太郎さん色男でした。パナマ帽とステッキの似合う伊達男

でした。しかし、それにしてもパナマ帽に執着しすぎです(笑)

色男庄太郎さんを見るために、隣町だか隣村だかからも女

が来るとか何とか言ってましたが、

ああ、どんな遠方からでも行きましょうとも!
恐らく埋められちゃいますがね!!(泣)

それにしても、ブスを見たときの庄太郎さんの「チッ」という

本っ当に心底嫌そうな舌打ちはたまりませんね。(危険)

あー、それで、美人なよし乃さんにフラフラついてっちゃう

駄目男庄太郎さんなんですが・・・・・あー・・・・・・・・・・・・・

ネタバレしまくっちゃうんでやめます。

ただ・・・本上まなみさんが・・・美人なのにあんなことや

こんなことやそんなことまで・・・・・・・・・・・・・・!!!

ということにびっくりしました。

あ、後、何となくやばそう・・とは思ってましたが、やっぱり

やばかったです。不潔恐怖の人は見るのに覚悟いりますよ

って、あんまりいないかそんな人(笑)