笑の大学 スタンダード・エディション/役所広司
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何て・・・・何って疲れる映画だ・・・・・・・・・。

つまらなくて疲れるんじゃない。

おもしろくて疲れる。

おもしろくて疲労困憊した・・・・。何だコレ。意味不明・・・。


この作品は、原作・脚本三谷幸喜さん、監督星護さんで、

主な出演者は役所広司さん、稲垣五郎さんです。

ほとんど役所広司さんと稲垣五郎さんしか出てこないうえに、

場所が大体同じ部屋の中、という凄い作品。

(元々は舞台劇だったのでしょうか。)

でも、全く飽きません。

飽きませんが、疲れます。


あらすじを簡単に書きます。

昭和15年、演劇の台本が検閲を受ける中、劇団「笑の大学」の

座付作家である椿一(稲垣吾郎)の台本も検閲にかけられて

いた。椿は警視庁の取調室で、検閲官向坂睦男(役所広司)

の取調べを受けることになる。検閲官向坂は椿の台本を

上映不許可にしようとするが、椿は食い下がる・・・。


戦時下での言論弾圧という重いテーマを扱っていながら、この

作品はほとんど笑いで出来ています。(それだけがテーマじゃ

ないでしょうが・・・)

本当に「笑いあり」「感動あり」の作品です。

まあ、笑いあり、笑いあり、笑いあり、感動ありの気もしますが。

しかし、見終わった後疲れました。

何に疲れたのか分かりませんが。笑い疲れたのか、考え疲れた

のか、メモを取り疲れたのか・・・。

どれだろう?

あまりにおもしろくて、ブログに書こうと思ってメモを取っていた

のですが、役に立ちませんでした。(25枚メモ取りました 笑)

何故なら、

私のような一般素人人間が突っ込めるスキがない!!
全くない!!

どこにもない!!!

すごい作品だと思いました。

笑いにしても、感動にしても。


唯一書けることと言えば、スマステの「月イチゴロー」で

(当然全く知り合いでも何でもないが一方的に)亀裂の

入った稲垣さんとの関係が少し改善したことでしょうか(笑)

だって、「チャイルド・プレイ」を「マダガスカル」の下に

ランキングしたんだもの・・・。


まあ、それはともかく。

軽い気持ちで見てみましたが、とてもいい作品でした。