注 劇場版テニスの王子様のネタバレあります
実家から戻ってきたのはいいのだけれど、実家から送った
荷物が多すぎて(主に本と漫画)、片付けられず途方にくれ
ているリンです。
処理能力がハンパなく低いので、もう脳がオーバーヒート
して訳もなくパソコンに向かっています。
途方にくれたと言えば、昨日の夜に
「劇場版テニスの王子様 二人のサムライ The First Game」
「劇場版テニスの王子様 跡部からの贈り物~君に捧げるテニプリ祭り~」
を見ました。
聞きしに勝る名作でした。もう凄すぎて名作と迷作の境が
判然としないほどの作品でした。天才とバカは紙一重の
ようなものでしょう。見た後途方にくれました。
何たって、豪華客船の上に客席のついたテニスコートがある
ところからしておかしいのに、一介の中学生に賭け試合を
させようとする大富豪やら、命の危機なのに「賭け試合なんか
やらねえ」と即決する中学生達やら、血のつながりがないのに
瓜二つな兄弟やら、おまけにテニスとは思えないテニスの
試合ばかりで、もうコックじゃなくても船酔い気分です。
クラクラです。
特に手塚は神でした。
手塚の打ったボールは銀河系の惑星と化し、その他の
数多の星々と融合し、そして地球に雨のごとく降り注ぎ、
その隕石達は地球で我が世の栄華を誇っていた恐竜達
を絶滅させてしまいました。
もう自分でも何を話しているのか分かりません。
日本語をしゃべってください。
その前に人間に理解できる言語をしゃべってください。
いや。
無理だ。
何故なら手塚は神だから。
手塚はテニスにより天地創造をなしとげる神だから。
そう。だから人間には理解できるはずもない。人間には
理解の及ばない次元に達しているのだから。
そして、リョーマとリョーガの試合も、手塚には及ばない
ながらもかなりの次元超越を行っていました。
炎と水のせめぎ合いの中、水に沈むタイタニックの中
で、水中でもボールを打ち合い、果ては空の彼方まで
ボールを追いかけ、金色のオーラをまとったリョーマは
全裸でボールを打ち、兄を退けました。
それはまさに光る雲を突き抜けフライアウェイ。
リョーマはスーパーサイヤ人になったのでしょう。
ベジータさえなかなか到達できなかったあの極みに。
素晴らしい。
テニスってスポーツは何て無限大だ!
追記。
跡部財閥はものすごくお金持ちなのだと思いました。