昨日は雷がひどくて困った。

昔から雷が大の苦手な私なので、昨日はいち早く雷の

気配を嗅ぎ付け、近くのコンビニに避難していた。

けれど、30分以上何もせずに店内をうろうろするのに

気が引けて、「空模様も大分落ち着いたようだし・・・」と

早々に退散することにした。

が。

外に出た途端、空一面白い光が!

「きゅーっ!」とゴマちゃん(アシベの)のような悲鳴を

あげる私。

こういう時、咄嗟に人間のような悲鳴がでない。

「いや、こわい!」とかいう可愛い悲鳴、せめて「うわっ」

とかいうのでもいい気がする。なのに「きゅーっ!」って・・

せめて人間らしさは失いたくない。

出てきたばかりのコンビニに戻ることもできず、懸命

に近くの軒下へ。そこは以前まで銀行があったが、今は

つぶれてシャッターがおりているところだった。軒下といっても

横殴りの雨がかかる。けれど、もう動くこともできず、必死に

縮こまっていた。

通行人が奇異な視線を投げたりする。

一生懸命、気配を消す私。念能力「神の不在証明(パーフェクトプラン)」

(ハンターハンター参照)を発動する。実家の猫さえ生物だと気付かない

ことのある私の念能力。高校生が平気で目の前を歩いていくのが

辛かったが。しかし、念能力のおかげで10人のうち5人位には気付かれず

にいたと思う。(あくまで希望)

時々「きゅーきゅー」言ったりしながら、それでも雷がおさまって

やっと家に帰れた時はほっとした。

妹に・・・迎えに来てもらったりしたけどな。