最後のメール ①彼は18歳歳上で、他大学の先生だった。学生時代の特別講義に来てくれたことで出会った。社会人になり、彼のもとで指導を受けたこともあった。彼が開業するお祝いの席に、仲間と共に行った。そのときに、私の彼が異国にいることなども話していた。夏休み、私の彼のいる異国に旅立ち、そのお土産を彼のオフィスに送った。異国の言語で書かれた小説。お礼のメールには、「異国の彼女ができたら、(寝話で)読んでもらうよ」と、なんともセクシーなメールだな、と思っていた。続く