クミのフラワーロード
第1話からずいぶん日がたってしまいました~(;’∀’)
そうそう、不思議ちゃんの中学時代、
思い出したことが一つ。。。![]()
ある春の日、ポカポカ陽気に野の花達がいっきに花開き、なんとも素敵な春の香りが田舎のあぜ道の
通学道にただよい、その香りにふらふらつられ、
通学途中だったこともすっかり忘れ、
野原に入り込み一心不乱に花を摘み始めたのです。
両手いっぱいに花を抱えて顔をうずめ
花の香りに酔っていました![]()
が、ハタと正気に戻る!
「あれ~あっ、ヤバイ~(;’∀’)
学校に行く途中だったし~
」
慌てて重い学生かばんを持ち、花が持ちきれなから
片手に持てるだけ持ち、慌てて学校に行くのですが、もうすでに授業も始まっており、
この片手の花はやばいのではないかと…
花との別れに心を痛めながら門の前に
そっと花を置いて、しずしずと教室に入って
いったのでした。遅刻もひどい遅刻。。。![]()
きっと先生にこっぴどく叱られたに違いないのですがこれまた全く記憶にございません。。。
耳栓してたのかな![]()
というよくわからない中学時代を過ごし、高校受験というものも経験し地元の県立高校に進んだのでした。
受験の時期でも、やはり生け花のお稽古は
毎週休まずいっており、相変わらずほぼ無言で
お稽古をし帰ってくるという、
今自分が客観的にあの頃の自分を見ると、
本当に何考えているのかわからない
女子中学生でしたね~![]()
いや~何も考えていなかったのかもしれない![]()
本当にお稽古に来てて楽しいの?
と問いかけたくなる。
多分、よくわからない・・・
というのが答えでしょうか![]()
さて、無事女子高生となった私。
高校には華道部もなければ園芸部などの 花にかかわる部活など全くなく、でも、何か部活は
するべきだろうと思い、何を血迷ったか、
自分の世話もできない人間が恐れ多くも男子バレー部のマネージャーさんになったのでした![]()
これもなぜマネさんになったのかというと、
その当時男子の間で読まれていた
「男ドアホウ甲子園」という野球少年漫画を読み、
「そうだ、私も野球部のマネさんになって甲子園に
行ってみたい
」
という、なんとも安易でおバカな考えからマネージャーというものにあこがれを抱いてしまったのでした。
そもそも、うちの野球部が県大会で優勝するような
野球部なのか
というところなのですが、
そんなところまで考えるほどの知恵もなく、
一回戦負けするような弱小野球部に勇んでマネジャーになりたいと申し込みに行き、
新人マネさんはいらないとあっさり断られ
撃沈してるところに目に入ったのが
「男子バレー部マネージャー求む」のチラシ![]()
そうして、なぜか意味もなく男子バレー部の
マネさんとなり、これまた弱小の男バレ部で、
ゆるゆるの部活生活を送るのでした。
さて、お花の話はいつ出てくるのかというと、
中学の学校帰りに立ち寄れた池坊のお教室は、
高校から自宅への通学とは逆方向になり、
ちょっと遠くなってしまうことから、いとも簡単に
近所の池坊のお稽古をしている先生へと、あっさりと名残惜しくもなくお教室を変えてしまったのです。
3年も毎週休まず通っていたのに。。。情がないのか!
はい、なんも感じていませんでした![]()
本当に冷たい生徒だ(´;ω;`)ウゥゥ
そして、新しい先生のもとで生け花のお稽古を
はじめるのですが、新しい教室でも相変わらず無言。。。![]()
そう、先生や来ている人たちと何を話していいのか
わからないというのが、妥当な気持ちなのかも
しれないですね。話題がないというか、
シャイというのか
(今の私からは誰も想像しないですねwww
)
この教室では生け花だけではなく、なんと
茶の湯の世界にも首を突っ込みだしたのでした![]()
千利休にあこがれて?![]()
いやいや、実はただたんに、
お茶席に出てくるアーティスティックでなんとも
美しい和菓子が食べたかっただけなんですね~
www![]()
梅やアジサイのお花の形だったり、見てるだけで
幸せな気分になれる魔法の和菓子![]()
![]()
こんなド田舎にこんなに美し食べ物があるなって![]()
![]()
華道と茶道は半身一体、一緒に学ぶべきものですよ。
と、先生はおっしゃいました。
しか~し、茶の湯の世界へ足を入れた真実は
そこなのでした (〃艸〃)ムフッ![]()
高校時代の3年間、なんとも中途半端に男バレの
マネさんをやりながら、他の食物部にも入部したり、部活さぼったり。。。。
今思えばバレー部員の皆さんには大変申し訳ない、
超役立たずの男バレのマネさんでした![]()
本当に、みんな私で(m´・ω・`)m ゴメン…
そんなこんなで、過ごしていた高校生活も、いよいよ
進路を決めないといけない時期となりここでまた、
ふらふらとした意思のない安易な決断をする
相変わらずの思考力ゼロの私だったのでした![]()
つづく。。。。




