暑中お見舞い申し上げます

 



ここ数日は、台風の影響もあり関東地方は雨模様と曇り空で気温は低かったですが

また今日からお天道様も顔を出し、暑い日々が続きそうですね。

水分も十分に、室温も上手く調整して、皆さまもお身体ご自愛くださいませ。

 

※ この書き出し7/30に書いてました。本日8/1は関東がゲリラ豪雨で撃沈。

 

 

私の好きな番組の一つにEテレの 「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」 というのがあり

先日の放送に、ムロツヨシ × 渡辺直美 の対談がありました。

 

 

ムロツヨシさんは好きな俳優の一人で、『 大洗にも星がふるなり 』という作品を観てから

ハマってる役者さんです。

好きだ好きだと作品はいくつか見てるのですが、人となりはそこまで知らなくて

今回の対談でちょっと難儀な生い立ちを聞いて少しビックリ。
それをまた、悲壮感もなくサラリとおもしろ可笑しく話すところに 「 ん?」 と違和感をもち

チャートを作成してみました。

 

と、いうことで今回はムロツヨシさんのチャートです。

 

ムロツヨシ 1976年1月23日 神奈川県 

 

 

ムロさん4歳の時に両親が離婚されてます。母親は家を出て行き、父親は別の女性の元に。

お姉さんとムロさんは、父方の親戚夫婦に預けられます。

中学生の時に父親が新しい母親と異母兄弟を連れて戻ってきます。

ムロさんと祖父母が住むアパートの隣室に部屋を借り生活を始めますが

ムロさんとお姉さんは、それまで通り祖父母の元で生活をしていたそうです。

反抗期を迎えたお姉さんはグレてしまい、それを見たムロさんは、これ以上は

祖父母に迷惑と心配はかけれないと、反抗もせずグレもせず大人になったそうです。

ですが、父親とは20年、母親とは36年ほど会ってないらしく、せめてもの反抗と抵抗が

ここに表れてるのかと・・。

 

こんな大変な幼少期の話を、おもしろ可笑しく話すムロさん。

対談の中で気になったのが、
 

「 両親は常に喧嘩をしていて、それを祖母が止めに入る。それを見るのも聞くのも嫌だった。
その険悪な雰囲気を変えるために、おどけたり、空気を変えるために割って入って

話しをしたりしていた。」
 

「 両親が離婚したら、親戚の家に預けられたんですが、本心を出すと・・

これを辛いと思ってしまったら、これから育てることになった親戚に申訳がない。
辛くないと振舞うことを当たり前にした方が丸く収まる。」
 

「 おちゃらけてる自分が本当の自分なのか・・?その奥に塊のようなもの( 本心 )が

あるのかもしれないが、硬すぎて割れない。」

 

このコメントに共感がありました。

チャートを見ると、私が覚えた共感は、彼の月にありました。

出生時間が分からないですが、この日の月は終日、天秤座にあります。

私も月天秤座で、ムロさんと似て幼少期の家庭環境が難儀だったので

彼のとった行動が痛いほど分かります。

とにかく、険悪な悲壮感漂う空気を嫌うので、自分が道化師になったとしても
その空気を変えたい。

人の顔色や挙動を見たり、その場の空気感を察知する力に長けてるのが天秤座の月です。
とにかく、場の空気や、近しい人間関係や、毎日会う職場の人間などの

顔色や挙動、空気感には以上に敏感で、空気が滞ってる場合は自分から変えにいきます。

このピエロのような八方美人にもみえる行動は、基本は平和で穏便な日和見を好む

天秤座の月の特徴です。

ですが、いざとなれば12星座で唯一、血も涙も通わない 「 物 」 がシンボルである
天秤座は、誰の感情も考慮せず、実際に起こった現実・事実だけを検討し

正しい正義を判断をするために戦います。決して根っからの日和見主義でもありません。

 

ムロさんは、複雑な環境を作り出した両親に対して、それでも恨んでないと話してます。

出生時間によりますが、月が木星とオポジションになる可能性があり、この部分が

辛くしんどい状況や環境でも、どこか楽観的に感じてるからかもしれません。

そして人懐っこさも、月木星のアスペクトでしょう。

このアスペクトはプライベートをオープンにします。
家に鍵をかけないというか、プライバシーに鍵をかけないような楽天的な性質があります。

天秤座の月なので、誰に対しても公平に接しますし、ある程度の性質なら相手に合わせ

良い意味で適当・適度に対応できる能力があるので、鍵をかけなくても平気で

いられるのかもしれません。

 

次に気になるのが、ムロさんのややこしい難儀な家庭環境です。

生い立ちや幼少期の人格が形成される重要な時期は、月と水星の状態を考慮します。

天体には年齢域があり、月は0~7歳、水星は7~15歳となります。

ムロさんの水星は水瓶座の太陽と合、土星とオポジション、天王星とスクエア。

太陽とは父、土星は男の年長者という見方をしますが、ムロさんにとっては

どちらの存在も冷たく厳しいかったと思います。
冷たく厳しいという表現は広義な言い方ですが、土星ですので礼儀や躾、秩序などに
厳しいという以外に、愛情が冷めてる、もしくは成長期( 水星 )に太陽や土星の存在は

関わりを持たなかったなど、温かみや丸み、包み込むというような意味合いは持たない
ということです。

両親の離婚直後は、父方の親戚に預けられ、中学生になるころには祖父母と生活をする。

たらい回しとは言いたくないですが、保護者の存在 ( 太陽・土星 )が

転々としてる ( 天王星 )ところはアスペクトに出れると思います。
また、年長者からの援助がなかなか受けずらかったり、芽が出るのが遅いです。
この水星だと、もう少しネガティブな考えや受け止め方をしそうなものですが
ムロさんは、彼の演じ方にも出てるようにユニーク ( 天王星 )な思考と ( 水星 )
表現 ( 太陽も水瓶座 )で、このハードなアスペクトを使ってると思います。

長い間事務所に所属も出来ず、役者として認知されること、芽が出るのが遅かったのも
土星が影響してると思います。

事務所に所属できなかったムロさんは、個人で売り込みにいき、持ち前の人懐っこさで

踊る大捜査線の本広克行監督や、構成作家・脚本家・監督の福田雄一に自分を売り込み

同じ役者仲間にも顔を売り知ってもらうという戦法でここまで来たといいます。
この辺りも太陽・水星合、土星、天王星というユニークなやり方を長い時間かけて

コツコツやるという気質に表れてますし、誰にでも公平に接する人懐っこさの天秤座の月が

出てますね。

 

この6月辺りから、ムロさんの出てるCMを本当によく目にします。

パナソニックのシステムキッチン、キリンのサプリドリンク、マンガアプリ、消臭剤など

うわ~本当に売れてきたなぁ・・と。

CMってことはスポンサーサイドにも好印象を持ってもらえたからこそのキャスティング
だと思うんですね。

確かにトランジットを見ると、Nの火星と海王星のオポジション、冥王星の調停に

6月辺りからTの木星がN冥王星に重なってます。

Tでの木星と冥王星の合は社会的地位や認知度、経済力に恵まれる時期です。
ムロさんの演技でもみられるような、双子座火星・射手座海王星のオポという不規則な
動きをするキャラクターが良くでたCMばかりで、そこにスポットが当たってるような

感じにも思えるようなトランジットです( 笑 )
ハーフサムでみても木星/天王星のブレイクに、T海王星がヒットしてて予期せぬ得が

舞い込んでる感じ、イイ感じ♪


今まで頑張った分を取り返して、さらなる飛躍を期待しますぞっ!! ムロツヨシ!