カッパドキア
泊まった洞窟ホテルです↓
こちらは地下迷宮です↓
ホテルも地下迷宮も似てるでしょ?
もちろん普通の建物もあるんやけど、
ここカッパドキアは、
建物を建てるというよりも、
元々の地形を利用して、
岩を削り込んで、家とか施設にしてるのが多い。
だから、内装が似てるってわけ。
地下都市は、
アリの巣のよう。
上の写真はちゃんと部屋っぽく四角いけど、
ほら穴っぽい部屋のが多い。
敵が攻めてきたときに塞ぐ石のフタなんてのも用意されている。
道が途中で狭くなってたり、
複雑に入り組んでいて、
なかなか奥の方までは行けなそうな作り。
アリの巣と違うのは、
ちゃんとパイプラインがあることね。
あとは地上とつながってる通気口みたいのもあった。
ガイドを頼むこともできるんやけど、
ひとりとか、少人数で、
アリになったつもりになって、
探検っぽくまわった方がずっ楽しいね。
迷子になりそうやったけど・・・
有名なキノコ岩。
上に乗っかってる茶色っぽいのが火成岩の一種、硬い玄武岩。
下の白っぽいのが堆積岩の一種、柔らかい凝灰岩で、
この凝灰岩が、削って棲家を造りやすいってわけだ。
地下都市が栄えたのは、
キリスト教徒が追われて逃げてきた時代でそんな古くない。
今なお存続しててもおかしくないはずなんやけど、
残念ながら、日本と同じで地震が多い国なんで、
長期に渡って住みつくことができなかったらしい。
今回の旅行で、一番よかったのは、
気球です。
気球と言えば、昔シェムリアップに行ったとき、
天候のせいで乗れんくて心残りに思ってたんやけど、
こんなところで実現できるとは思わんかった。
飛行機なんかとは違う、浮遊体験。
地上の人に手を振って、
ゆっくり浮き上がってお出かけしてくるみたいな感じ、
浮き上がる瞬間、そしてだんだんに上昇していく時間がたまらなくよかったね。
高度400~500メートルぐらいで、
カッパドキアのいろんなところをゆっくり回ってくれた。
晴れてたらもっとよかったのかもしんないけど、
曇っててもそれなりによかった。
地形を利用した建物が多いから、岩肌に穴が無数にあいてる感じ。
何とも言えない、夢のような景色だったね。
ダイビングでインストラクターになりたいなんて思っとったときがある。
海の中の探索も素晴らしいけど、
空の上、気に入ってしまった。
気球が操縦できたらなあなんて思ってしまった。
ハングライダーでもスカイダイビングでもいいんやけど、
無動力系がいいね。
鳥でもいい^^;
空の浮遊体験は、実にすばらしかったです。
ほな