研修で箱根に・・
箱根ルネラリック美術館に行ってきました。



近代西欧美術における一大転機となった
後に「ジャポニズム」と言われる日本美術との接触。
当時、リアリズムを極めた西欧にとってはさぞ衝撃だったことでしょう。
ラリックの作品に日本人が郷愁にも似た感慨を抱くのも
彼自身 一生を一瞬に凝縮させる日本の美意識に
強い羨望と共感を抱いたからにほかなりません。
ラリックの生涯にわたる作品を一望するとき
日本と西欧とラリックの美意識が徐々融合収斂されていく様を見るようです。
晩年の彼の作品には、日本的な「控えめな情感」と西欧の「リアルな情感」との
見事な融合が見るものを引き付けずにはいられません。
そこには、ルネ ラリックというオリジナルの美意識が悠然として漂っています。