グリーンくんのブログ
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解禁

ブログが更新できなかった。


仕事に疲れていた。
毎日がグッタり。

書かないことによって、いくらか気が楽になっていた。
学級通信もしばらく書いていなかった。
手応えのない日々に疲れていた。
ささいな成長に対する喜びはあったが、感動を呼ぶほどの成長は長い間見えなかった。

良くなる良くなるという前向きな暗示から、しばらく逃れてみた。
つまり、一瞬あきらめそうになった。

11月、ささやかなことでは喜べない。あまりの伸びの遅さ。
話も響かい。
毎日苛立っていた。

12月、変化は見えたが、「もう期待するまい」と思った。
僕の言葉が響き、行動が光る子はいた。
一方で、廊下に出され、なお反省しない子もいた。


さて、この2週は違った。
真面目な話が響き始めた。

クラスの子たちが、書き初め練習会の準備をした。
学年代表で。
そして片付けもした。
「何か手伝うことはありますか?」
と言ってきた。

僕は、こういうことのできる人を育てたい。
子どもたちに、授業がしやすいように躾をしているのではない。
将来人の役に立てるようになってほしい。
そして、チームを作れる人になってほしい。

だから、子どもの世界だけに通じる教育はしない。
だから本気にもなり、苛立ちもした。

「人の役に立つなんて面倒だ」
という空気が強い学年だし、クラスだった。
160人いて、体育館の掃除をしたのは、うちのクラスから8名。他からは1名だった。
うちのクラスの帰る子たちは、先に給食準備をするために動いた。かなり早い。
だが、多くの子が話しながらゆっくり帰る。

ダメなクラスといわれてきた我がクラスが、一番やるべきことを考えて動いた。
立派だった。



5時間目、封印していた話し合い型の授業を行う。
ついにできた…

素直じゃなくても

世の中にはコントロールされるのを激しく嫌う人がいる。
コントローラータイプの人もそう。
自分が仕切るのが好きで、逆をされるのは苦手。

子どもは素直なわけでもなく、こういう特性を持った子どももいる。

あるコンサルタントは、こういうタイプには指示の出し方を工夫しているらしい。

やることを選ばせる
到達点を決めさせる
グループを任せる
など。


素直な方が伸びる。
でも素直じゃない子の伸び方もおもしろい。
曲がりながらどんどん伸びていけるようにしたい。

イライラ

自分の中に余計な苛立ちがある。
あまり気にしなくていいことで腹をたててしまう。

でも、相手のせいにしているうちは、どうやら自分が損するらしい。
なぜなら、その苛立ちは相手の行動によってしか解消されないから。
自分の問題にする、あるいは許した方が、早く自分が楽になれる。

大人相手にはだいたい出来ても、子ども相手にこれをやると、たまに批判される。

「言わないとわからないでしょ」
「ちゃんとしつけなさい」
って。

正直言って、その塩梅が難しい。
まだまだ積まないといけない経験があるみたいだ。
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