遊戯強化版、つまりDLCのような追加ソフトを買って、今川シナリオをプレイしてみました。

今川シナリオは、主人公の天城颯馬太原雪斎に弟子入りするところから始まります。



それから一気に時間は飛んで、3年が経過した頃。

天城颯馬は太原雪斎の与える課題を悉く乗り越え、合戦でもその知略を持って存在感を示し、今川家の次席軍師に上り詰めます。





天城颯馬いわく『師匠の課題はどんなに困難でも、必ず答えが用意されている』、『雪の中に裸で放り込んでおきながら、布団を投げ入れてくれる人』とか。



颯馬が課題をこなせれば、それは颯馬の手柄になり、もしこなせなかったら、師匠である雪斎が責任をとる。それを感じ取った颯馬は、師匠であり想い人でもある雪斎のためにがんばるのでした。










シナリオ開始直後は、駿河、遠江、三河の完全な平定を目指すことになります。

その間、他家はとくに動かない代わりに、こちらも侵攻できません。3国の平定といっても、今川の勢力化にない城は二つ三つ程度。支配しているのも独立勢力なので、苦戦することはないでしょう。


松平元康(家康)と、いわゆる徳川四天王も最初から味方なので、戦力は多いです。なので戦力集中してやれば、開場要求で無血開城できるでしょう。

3国を平定すると、イベントが起きてシナリオが進みます。




平定後は今川の方針を決めるための軍議が開かれることになりますが、それより以前に雪斎は颯馬のもとを訪れて、『尾張の織田家を放置しておけば、今川の脅威になる』ことを師弟の二人は確認。


その上で、雪斎は『次席軍師として存在感を示すため、颯馬が次の軍議で、尾張への侵攻を提案しなさい。これに対し、当然意見や反論があるでしょうから、備えるように』

『自分も意見するから、それを踏まえて備えなさい』とひとつの課題を与えます。







これに対し、充分な論理で尾張侵攻の必要性を説いた颯馬は、今川の家臣一同を納得させることに成功します。以降、プレイヤーが動かして尾張の平定を行うことになります。

尾張は織田家と少数の独立勢力がいますが、この侵攻自体はさして苦戦する要素はないでしょう。





問題は、イベント戦闘。

これが手強く、兵力的に不利な状態から始まります。敵は鉄砲もそこそこあるので、攻めあぐねていると一方的に兵力を削られるだけ。しかし、突出すれば容易くつぶされてしまいます。


ここは、大将の信行打倒のみに絞り、3すくみを利用して進めていくほうが良いかもしれません。

ただ、負けても『勝ったことにして進める』ことができるので大きな問題はありません。




勝利すると、織田家の一同が今川に降る。早い話が仲間になります。

織田家のキャラはのきなみ能力が高いので、重宝するはず。






今川の尾張平定後、同盟関係にある武田から山県昌景がやってくる。

信濃を得た武田は、次に美濃を攻めようとしている。今川も同様に美濃を狙っていると知ると、山県昌景は仰々しく驚きますが、予測していなかったはずはなく。けん制するために山県昌景が使者としてやってきたわけで。


武田の美濃侵攻を容認する代わり、今川は伊勢と伊賀を攻めることに。

北畠家と敵対することになりますが、織田家も吸収した今川にとってたいした相手ではありません。


伊勢、伊賀の平定は特に苦戦することはないでしょう。








伊勢と伊賀の領有後、京から逃げ延びてきた足利義昭一行が今川を頼ってきます。

今川は将軍義昭の威光を後ろ盾に上洛を目指すことになりますが、足利義栄を将軍に推す三好家と対立。山城方面の平定、上洛を目指して三好家と対決することに。



一方で、九州は島津、中国は毛利、四国は長宗我部がそれぞれ統一を果たします。

武田は近江から山陰へ、北条は北へ領地を広げていきます。