制御不能の速さで拡大=エボラ熱で首脳会議



 【ロンドン時事】西アフリカで拡大している致死性の高いエボラ出血熱の流行への対策を協議するため、ギニア、シエラレオネ、リベリアの各国大統領らが1日、ギニアの首都コナクリで首脳会議を開いた。AFP通信によると、出席した世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は、「(感染が)制御しようとするわれわれの努力以上の速さで広がっている」と警告した。


 チャン氏は、エボラ熱への対応が「まったく不十分だった」と指摘。その上で「状況が悪化を続ければ、人命損失のみならず、社会経済的混乱、他国への拡大リスクなど、破局的な結果となる恐れがある」と述べた


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140802-00000000-jij-int



エボラ熱で非常事態宣言=治安部隊で感染地域隔離-シエラレオネ


【ロンドン時事】アフリカ西部シエラレオネのコロマ大統領は30日夜、同国などで致死性の高いエボラ出血熱の流行が拡大していることを受けて公衆衛生上の非常事態を宣言し、治安部隊により中心的な感染地域を隔離すると発表した。ロイター通信が31日伝えた。


 大統領によると、非常事態は当面60~90日継続され、警察と軍が感染地域の人の出入りを制限する



http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014073100944&rel=y&g=int




エボラ、英国上陸の疑い

http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/ebola-terror-gatwick-passenger-collapses-3977051




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怖いですね。

エボラは致死率が9割に達するほど、感染したら死亡率の高い感染症だそうです。

また、非常に感染性が強いらしく、先進国に上陸したらかなり大きな騒ぎになりそう。


潜伏期間は一週間から三週間ぐらいで、感染者のくしゃみなどで周囲にも感染するとか。

例えば日本で万が一にも、満員電車で感染者がくしゃみをすると、その乗客全てに感染のリスクが生じるということです。




さらに言えば有効なワクチンが存在しないのが恐ろしいですね..。




感染元の国は、シエラレオネなどの西アフリカ諸国で、日本からしたら滅茶苦茶遠いです。

しかし、ある飛行機に搭乗していた乗客が、到着後にエボラ出血熱を発症。

感染が疑われる他の乗客の足取りがつかめておらず、そこから世界へ拡大する恐れが。

アメリカ合衆国、イギリスへの上陸も疑われており、これから特に注意を必要としそうです。





今は夏休み真っただ中の旅行シーズンで、海外へ出る日本人も通常より多いはずです。

従って、エボラの感染リスクは日本だって決して低くはありません。

1人でも感染して帰ってくれば、日本で発症する前に拡大する可能性があります。



SARSや鳥インフルエンザとは最早事態の深刻さが違うようですが、何事もなくエボラ大流行が収束するといいですね。