今日は、久しぶりの映画、「市子」を観に行ってきました。
ネタバレしてはいけないので余り詳しくは書きませんが、時々耳にする社会問題の幾つかがテーマになっているようです。
離婚後の出産、無戸籍、なりすまし…
《自分》として生きるために数奇な運命に必死でもがき抗い続ける市子。
市子の悲哀は底なし沼のようでした。
ただ、私は、そんな市子よりも、市子に去られてしまった長谷川君の心の方が気になりました。
市子の闇を知ってもなお抱きしめたいと捜す長谷川君。
自分が婚姻届さえ出さなかったらあの幸せな時間は続いたはずと、この先もずっと自分を責めていくんじゃないかと考えたら、堪らなくなりました。
哀しみの連鎖はどうしたら断ち切れるのか…
いろいろ考えさせられた映画でした。


