「若者の◯◯離れ」密かな流行語になっています。これが「新語・流行語大賞」にノミネートされないのが信じられないくらいです。
しかし実のところ、大半は「若者の◯◯離れ」ではなくて「◯◯の若者離れ」ではないか?と思えて来るんです。
例えば「若者のテレビ離れ」を「テレビの若者離れ」に変えてみるとどうでしょうか?独断と偏見かも知れませんが「テレビの若者離れ」の方が、しっくり来るんです。ケバケバしい外見の出演者がバカ騒ぎして、なおかついわゆる若者言葉を使えば若者ウケするとでも思っているのか、NHKですらそんな路線に走ってしまいました。ではそうまでした結果、若者から絶大な支持を集めたでしょうか?いいえ。逆にテレビに興味がない若者が大半であり(それが証拠に、会話にテレビの話題が出て来ない)、若者を取り込むのは完全に失敗に終わりました。
これは余談ですが「テレビの若者離れ」のみならず「テレビの老人離れ」も進んでいるようです。ある年配の方から聞いた話ですが、最近落ち着いて見ることの出来るテレビ番組は激減したそうです。前述の通りテレビを一番見る層である年配の方をバッサリ切り捨ててまで若者を取り込もうとしたんです。
次に「若者の車離れ」ならぬ「車の若者離れ」について考えてみたいと思います。
渋滞ばっか増えているのに車離れなんて嘘だろ、という意見はひとまず置いといて、免許は持っていても、車を持っていない人は本当に増えたように思います。最大の理由は、自動車は維持費がかかること、そして原付さえあれば移動に不自由しないことゆえです。さらには新車価格が高くなってしまい、車自体を買えなくなってしまったというのもあります。しかし本当にこれだけが理由なのか?残念ながらそれは無いように思います。だって私10〜20代だった頃は、AE86(最後の後輪駆動のカローラレビン・スプリンタートレノ)やS13シルビア、ホンダのシビックやインテグラの高性能エンジン(VTEC)を積んだグレードが大人気であり、免許を取ったら乗りたい!という人が多かったです。
またガチガチのスポーツカーでなくとも、日産の初代プリメーラが、日本車離れした走りゆえに密かに人気を集めていました。実際私も乗っていました…。
ではそういう“ときめく”車が、今あるか?残念ながら自動車メーカーのラインナップの多くは軽自動車やコンパクトカー、ハイブリッドカーばかりになってしまい、イマイチ食指が動かない車ばかりになってしまいました。
極端な言い方をすれば、どんなに高い車でも「欲しい!」と思える車を作れば再び大きく支持を集めると思います。
それこそ昔のターボ付エンジンを積んだスターレット(Glanza V、GT turbo)みたいに、そこそこ安くて“ヤンチャ”な車とか…。