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降雪量597cm
冬日(最低気温が0度未満)124.8日
真冬日(最高気温が0度未満)45日

 これは札幌の年間の平均値です(1981年から2010年の統計)。
約190万人が住む札幌のような大都市で、これほどたくさんの雪が降るのは世界的にも珍しいと言われています。また、1年の1/3は冬日。この寒さの中でうまれた独特の風習や、自然に身についた習慣は、北海道外の方にはちょっと面白く映るかもしれませんね。

 私たちの日常の中から、冬の生活や知恵をいくつかピックアップしてご紹介します。どうぞ札幌の冬を楽しむ参考にしてください。

服装は「重ね着」がポイント

 デパートや観光施設などの屋内や交通機関は、暖房がきいていることが多いです。そのため、外気との 気温差が激しく、汗をかいたり、体が冷えたりして温度調節が難しいかもしれません。脱いだり着たりするのが楽な、暖かい服を重ね着して調節しましょう。脱 いだ上着や、マフラー、手袋をしまうことができる大き目のカバンを持つのもおすすめです。

冬の交通は時間に余裕をもって

写真:札幌駅前通地下歩行空間

地下鉄「さっぽろ駅」と「大通駅」を結ぶ札幌駅前通地下歩行空間

 冬の期間は、JR、バス、タクシーの移動は気をつけなくてはいけません。天候不良の日だけ でなく、晴れていても道路の除雪状況や、路面の状態によって想像以上に移動時間がかかることがあります。天候により運行やイベントが中止になっていたりす ることもありますので、出発前に各機関・施設に問い合わせをすれば確実です。

 また、雪の影響がほとんどない、地下鉄での移動、大通・札幌駅エリアの地下通路をうまく利用しましょう。

冬道の歩き方

写真:砂袋

交差点にある砂箱の中に砂袋が入っています

 札幌市民は、路面の状況によって、滑りづらい歩き方を自然に身に着けている気がします。 歩幅は小さく、靴の裏全体を道路につけるような感じで「すり足」を意識して歩きます。路面が斜めになっていたり、薄い氷が張っている場所はもちろんです が、雪の下にツルツルな氷の路面が隠れている場合は、要注意です。

 市内の交差点や公共施設内には、ツルツル路面の対策用に砂箱が用意されていることがあります。砂は袋に入ったものや、ペットボトルに入ったものがあり、自由に散布することができますので、自分の足元に撒きながら歩くのも転倒防止対策のひとつです。

 道外からいらっしゃる方は、靴が雪道仕様になっていない方も多いと思います。新千歳空港 からJRに乗れば、札幌まで外に出ないで移動することができます。そのまま札幌駅や、地下通路でつながっている大通エリアの地下街やデパートなどで、冬靴 を購入するのもより安全な旅を楽しむ対策のひとつでしょう。

写真:滑り止め

滑り止めには、脱着可能なものや接着するものなど、種類もいろいろ

 コンビニエンスストアやドラッグストア、靴店などで販売されている、履いている靴に自分 で引っかけたり、張り付けたりする滑り止めは約1,000円~2,000円。靴修理店では混み具合によりますが、約40分前後・約2,000 円~3,000円で靴の裏に滑り止めを張ってくれます。

 北海道民の店員さんが働く靴店に立ち寄って相談すると、生活体験を踏まえた実用的なアドバイスがもらいやすいかもしれませんね。

靴のプロフェッショナルからアドバイス

写真:岩井さん

 明治11(1878)年創業、札幌一の老舗靴店「株式会社岩井信六商店 」の5代目、代表取締役社長岩井久さんに靴の選び方について伺いました。「靴のイワイ」と札幌市民から親しまれ、年配のお客様からの信頼も厚いお店です。
 初代が関東で靴の製造技術を習得後、札幌農学校・今の北海道大学に靴工房を開いた関係で、クラーク博士、新渡戸稲造とも接点があったそうです。

~岩井さんより~
 絶対に滑らない靴というのはありませんが、靴底選びや歩き方を工夫することで、滑りづらくすることができます。
雪の種類によって底材は考えられているんです。無難なのは、柔らかい底材ですね。固い底材の場合は、種類にもよりますが、比較的大きな溝の方が雪で溝が埋まりづらい一面もあります。

 歩き方は、かかとから踏み込まずに、足の裏全体をつけるような歩き方で、膝の関節をやわらかくして歩くイメージで。特に、固雪(かたゆき:雪がカチカチに固まった状態)、アイスバーンの時は、ゆっくりと歩くと良いと思います。冬はヒールが高すぎる靴はおすすめしません。
また、靴底に雪がついたまま室内に入ると滑りやすいので、よく雪を落とす事にも気を付けてください。