(Netflix Virgin River trailer)

こんにちは
☆小田切由美子です。

留学経験なし。

40歳すぎてやり直し英語を始めて
TOEIC895点取得。


英語初学者から
映画、海外ドラマを使って、

英語を楽しく学び、
英語が話せるようになる方法を
お伝えしています。



【映画リスニングができるようになった立場から】


最近は、ずっと海外ドラマや

映画を観ていますが、



久々にYouTube動画を観たら。。。

「なんだ!!!

この英語!こんなにはっきりと

ゆっくりと発音している。。。。」

とびっくりした私です。



さて、リスニングが

できるようになるためには、

「脳内に、英語脳を作り、

英語脳で聞けるようにしていかない

といけないよ。」ということは、

前回のメルマガでお伝えしました。



日本人が映画や海外ドラマなど、

ナチュラルスピードの

英語をリスニングできない理由は、

日本語脳で聞いてしまっているから

なんですよ。



「日本語脳で聞く」って、

どういうことかと言うと・・・



日本語って、

基本、一つ一つの音が

クリアに聞こえてくるもの。



聞き手は、クリアな音を

聞き取りながら、

音をいくつかまとめて

単語として認識していきます。


そ・れ・は・

む・ず・か・し・かっ・た


そ・れ・は

「そ」だけ聞いただけでは、

単語として認識できません。



「そ・れ・は」まで聞いてから、

→音をまとめて「それは、」と認識


む・ず・か・し

「む」だけ、「ず」だけを

聞いただけでは、

単語として認識できません。



「む・ず・か・し」まで聞いてから

→音をまとめて「難し」と認識


かっ・た

→音をまとめて「かった」と認識



一方の「英語脳で聞く」って、

どういうことかと言うと、



基本、英語は、日本語と違って、

クリアに聞こえる音、

ぐちゃぐちゃっ、ゴニョゴニョと

不明瞭に聞こえる音が混ざっています。


聞き手は、ぐちゃぐちゃっ

ゴニョゴニョ音は、

軽く聞き流し、

クリアに聞こえる音を

確実にキャッチして、

単語として認識していきます。



It was difficult.

※■di◎△



ごにょごにょDIごにょごにょ

di→この1音を

キャッチした瞬間に

多分「difficult」と推測。



文脈、ゴニョニョ音のパターンから、

残りの音は、

「It was difficult」だと

確定していきます。



よく、リスニングができるために、

音の脱落、リンキングを学び、

ネイティブを真似して

音読させるメソッドがありますが、



私自身は、

リスニングもままならない

初級者に

英語ネイティブを真似して

リンキングや脱落を意識させながら

音読させるのは反対です。


というのは、

英語脳でのリスニングができていない

初級のうちから

リンキングだの、脱落だのと、

弱い音に意識が向きすぎてしまう結果、



すべての音をクリアに聞こうとする

日本語脳でもって、

英語を聞いてしまうという


悪い癖

つけてしまうからです。



初級からこれをやっていると、

いつまでたっても、

日本語脳から英語脳へと

移行していかないのです。




ゴニョゴニョと

聞こえる部分で、

音変化が起こっている。



じゃあ、そのゴニョゴニョ部分を

分析し、音を真似すれば、

ゴニョゴニョ部分ががクリアに

聞こえるようになる、

わかるようになる!!!!



「すべての音を、

クリアに聞き取ろうとする 」



↑↑↑このマインドセットが、

日本語脳をガンガンに

働かせてしまい、

英語脳への道を

阻んでしまうのです。



ゴニョゴニョ音に意識を

向けすぎるがあまり、



本来、確実にキャッチすべき

クリア音を聞き落としてしまい、

もう、英語のスピードに

ついていけなくなってしまう。



もしくは、英語を聞いていて、

非常に疲れてしまう。

という現象を起こしてしまうのです。



ここらへんは、

真剣に

映画リスニングに

向き合えば、気づくこと

なんですよね。



↑私は、真剣に映画リスニングに

向き合い、映画音声を聞き取れるように

なった経験から語っております。



でも、多くの英語学習者は、

(指導者も)

ナチュラルスピードの英語、

映画リスニングに

向き合うのではなく、

教材リスニングや

スタジオでの収録された

プロのナレーター素材に

向き合ってしまう。



すると、「なーんだ!

ごにょごにょ音は、

音変化を学んで、真似すれば、

クリアに聞こえるじゃん!

というアプローチに走ってしまう。。



でも、そのアプローチは、

教材英語やオーディオブックを

お手本にして通用しても、

ナチュラルスピードの

ネイティブ英語には

通用しないのです。

(↑経験者は語る 涙。。。)



そもそも、たかだか半年、

1年位の発音練習で、

ネイティブ同士の会話に現れる

母音が脱落し、子音だらけの

あのごにょごにょ部分は

真似できるはずないから。



日本人の舌では、

とうてい、

あの微細な舌の動きは

真似できるものでは

ないのです。



でも、英語圏に住んでいる

ノンネイティブは、

ネイティブ発音じゃなくても、

ネイティブ英語を聞いて

理解していますよね?



なぜなら、彼らは

英語脳で聞いているから。



ごにょごにょ音を、

ごにょごにょとして、軽く聞きつつ

クリアな音を確実にキャッチ

意味を確定しているんですよ。



英語脳を使えば、

脳に余計な負担をかけることなく

リスニングができるように

なるんですよ。



結論:音変化を

知っておくことは

もちろん大事。


でも、それ以上に大事なのは、

クリア音を確実にキャッチし、

クリアに聞こえる1音から

1単語を瞬時に推測できるように

していくこと。


ゴニョゴニョ音は、

クリア音を確実に

キャッチすることで、

わかるようになってくる。


英語初級者は、ゴニョゴニョ音に

惑わされず、

クリアに聞こえる音を

確実にキャッチ、

瞬時に単語を確定していく

練習をすること。



中級レベルになれば、

ゴニョゴニョ音は、

文脈でわかるし、



さらに、

映画リスニングに取り組み、

上級レベルになってくると、



ゴニョゴニョ音すらも

パターン認識が起こり、

だんだんわかるように

なってきます。



イマージョンアプローチでは、

ネイティブを真似する練習も

勧めていますが、

それは、中級レベルになってから。



そもそも聞きとれないものは

真似できないよね????



Mass Immersion Approachでは、

シャドーイングや、

リピーティングは、

ネイティブっぽい発音で話すための

スピーキング練習としての位置づけ。



英語脳でのリスニングができない

初級のうちから、

ネイティブのマネをさせても、

そもそもできないですし、

すべてをクリアに聞き取ろうとする

おかしな癖がついてしまいますから。



TOEICハイスコアの方でも、

自分が日本語脳で

英語を聞き取ろうとしていることに

気づいていない人って、

多いと思いますねー。

結果、TOEICリスニングは

ハイスコアなのに、

映画リスニングはできないって、

悩んでしまうんですよ。。。

(↑かつての私・・・)


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