電車内では連帯感が生まれる、老若男女、みんなでチームプレイで電車移動だ、そんなことはない、赤の他人だ、

『人混みでの避け方について『』

体を斜めにすることで正面からの面積を減らし、空気抵抗を少なくすることで加速する、また、力を抜くことが重要だ、気を張ると相手も気を張る、それと同じだ、

一、斜めにした体で進む

二、進み方も真っ直ぐではなく網目を意識して斜めに進む

三、力を抜く

四、目線は人間の顔を見ず(人間の目線を見ると釣られるため〕

五、正面にいる人間が初心者の場合、俺の目線を見ていることが多いので、自分の目線は進みたい方向に置く

六、目線は進みたい方向に置くが、相手次第ではそのゴールデンルートが塞がれる予想もできない出来事が起こるのが駅の人混みなので、常に

臨機応変な対応ができるように自分の動きを視線先に固執しない

 

『過去の偉人は、偉大な言葉を残している。前から隙のない鉄壁の大量下車集団は、その鉄壁が大規模になれななるほど、サケの遡上のごとく、少数派の下り下車の個人は戦う余地がない。経験間もない新社会人や春の学生はその厚流に耐えられず、その場で絶命する。そのか弱い姿に容赦なく次々と人間の厚流が降る注ぎ続ける。地獄だ、鬼か悪魔だ。私はその試練をくぐり抜け、ようやく対抗する術を見つけた。もう戦えないと泣いた夜、痛みに耐えながらも、私はその激流に飲まれている最中、小さい時によく遊んだ懐かしい公園を思い出した、とてもいい気持ちだった、その時だった、

 

 

七、人間の顔を見てはダメだ、

八、あとあれ、あの〜、日本体育大学の新体操とか、北朝鮮の将軍パレードとかを参考にした

九、つまり同じスピードで駆け抜ければ、絶対にぶつからないのだ

十、そんなところかな