女性アーティストのデビューシングル初週売上歴代記録を更新するという、快挙を挙げたアルバム「サイレントマジョリティ」!それを歌いあげたのが、いま飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループ「欅坂46」なのです。
このグループも御多分に洩れず日本各地の出身者が集っているのですが、今回紹介する長濱ねるは長崎出身。長崎弁の特徴といえば形容詞の連体形・終止形につくカ語尾(「赤かリンゴ」、「そのリンゴは赤か」)。九州に全般的にみられるものなので、長崎弁の特有の特徴ではありませんが、しっかりと自己紹介では使ってましたね(みじょか子)。
あと去り際の「いっぱい目に焼き付けてかえるんだじぇー」のように、「ぜ」⇒「じぇ」になるのも九州方言ですね(有声歯茎破擦音が有声歯茎硬口蓋破と調音点が口内後方にずれています)。「あったけど」を「あっちゃけど」というのも、同じ理屈ですね。
最後は理由・原因の接続助詞「けん」です。これも広島弁で「~じゃけん」というのと共通していますね。平手友理奈の「けん」の使い方は斬新ですねw。
うまくまとめられませんでしたが(汗)、唯一の九州出身者として長濱さんには長崎弁の魅力をこれからも発信してもらいたいものです。